死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

この言い回しは反省

今日のコーチ業で反省したことがあるので書き留めておきます。

 

ジュニア中級クラス。今日は中学生男子6人でたまたまコートを2面使えたのでシングルスをたくさんやりました。

 

4人プレーして、2人が待機。

 

実は今月からレギュラーメンバーが増えたので通常通り1面だと待機する時間が増えます。

 

さて、コーチのアドバイスを頼りに上達を目指すのではなく、自分自身の試行錯誤する力で上達を目指す。私のジュニアクラスでは自律を促すことをベースに置いています。

 

上達するスピードには個人差がありますが、皆んなが皆んな、自分の力で上達し、それを実感し、喜びを感じることができていることを私は重視します。

 

自律的上達が前提で、その子の中で最速の上達スピードを引き出すのが私の使命です。なので、コーチング力は個人差を言い訳をすることはできません。

 

そんな使命があるので、今日は次の趣旨のことを伝えました。

 

「待機中も上達しよう。仲間のプレーを観察して、仲間のプレーから気づいたことを自分も試してみよう。例えば、立っている位置は自分とどう違うか。ボールの回転はどう違うか。どんな勝ち方をしているか」

 

しかし、その時の言い回しが一部とても良くなかったので深く反省しました。

 

私はこう言ってしまぅたんです。

 

「人によってその洞察力には大きな差があるものなんだ。皆んながボケーっとしている間に、多くのことに気づいてどんどん上達している人がいる」

 

これは最悪です。こう言うべきでした。

 

「人によってその洞察力には大きな差があるものなんだ。皆んなはその力を持ってる。だからボケーっとしている人とは比べものにならないくらいのスピードで上達できる」

 

この違いで、その子の成長スピードは大きく変わります。本当に大きく変わります。日々の積み重ねで、雲泥の差となります。

 

つまり今日、私はその子たちの最速の成長スピードを引き出すことができませんでした。失敗です。

 

次回以降は同じような過ちを犯さないよう、集中して取り組みます。

 

それではまた!