先日、縁あって貴重な体験ができた。プロのテニス選手も指導する方に、プライベートの範囲でテニスを見てもらえたのだ。
コートにはその方を除いて4人だけ。わたしはシングルスプレーヤーだが、他の3人はダブルスプレーヤーで、市民大会などで優勝を目指すようなよく知った仲間たちだ。
2人は女性だったのでMIXダブルスの試合を見てもらいながらアドバイスをいただいた。
ただ、贅沢なのはこれだけではない。2時間のこのテニスの前に1時間半、カフェで座談会までやっていただいたのだ。
車での移動時間も含めると、合計4時間もの間、濃密なテニス談義に花を咲かせることとなった。その内の2時間はテニスしながらだ。
細かいことも含めると本当にたくさんの学びがあったのだが、ここではその方の教えのコアとなる部分を紹介したい。
カッコ書きの太字部分はすべて実際の彼の言葉だ。
はじめの1時間半の座談会は質疑応答形式だったのだが、彼の回答のすべてに一貫しているものがあることに私は気づいた。
話ぶりから、おそらく彼は、テニスで勝つために試合中にやらないといけないことはそれに尽きるとさえ考えていると感じた。
プロも指導する方の話だからこそ、それくらい重要なことと理解することができた上、今の自分が最も取り組むべきことと少し前から感じはじめていたことでもあったのでそれは私の心に深く突き刺さった。
そして、それを後半2時間のオンコートのダブルスマッチ練で強制的に実践することに挑戦し、4人全員がとても多くのことに気づくこととなった。
その、テニスで勝つために試合中にやらないといけないこととは以下だ。