死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

育児とコーチング

うちの育児の大きな欠点

最近は家庭内でいろいろあり、こんなことばかり考えている。考えていることを吐き出しておかないと頭がパンクするから書く。 子供の可能性を最大化するために必要な環境はどんなものか。 それを考え、子供に提供するのが親の役目と考えてきたが、それを改め…

子供は親元を離れてからの方が成長する

昨晩、家庭内である問題が勃発した。それについては書かないが、というか書き切れないが、それを経験してたどり着いたひとつの結論を書き留めておく。 息子を見ていて思う。早く巣立った方がいい。私と妻の元にいる息子の伸びしろなど、たかが知れてる。 あ…

受験も学歴も無意味と言われる理由

昨日「正しい学歴主義」という投稿をした。今回はそれと合わせて考えさせられたことだ。 「ここに書かれていることが正しい」という主張がしたいのではなく「これが今の私の解釈」というだけだ。 誰のためでもなく、自分の頭を整理するために書く。 「受験も…

価値を生み出す思考を持つ息子に感心した

そう言えば、数日前に息子が話していたことに深く感心したので書く。 夜、風呂に入る直前、息子は素っ裸のままこんなことを話していたのだ。 「俺、中学受験の試験監督の先生やりたい。というか、俺だったらこうするってことがある。試験が終わって解散する…

親より子供の方が頭がいい瞬間

さっき行きつけのラーメン屋でひとりで昼食を取っていた時のことだ。 親より子供の方が頭いいなと思う瞬間があったので書く。示唆に富んだ瞬間だった。 家族4人がカウンター席に横一列に並んで食事をしていた。おそらく左から次女、長女、母親、父親だ。次女…

どうやら前を向けていなかったらしい

今日、息子が入学する中学校で制服などの調達のための集まりがあり、妻と息子はそれに行っていた。 帰ってきて妻は「気が乗らなかった」という主旨の話をしていた。 少し前に、素晴らしい努力を重ねてきた息子が中学受験で希望する学校の合格を獲得できず、…

家族はもう前を向いている

前の投稿で書いた通り、2月5日に中学受験の最後の合否が出た時、息子も親である私たち夫婦も、とても動揺した。 今もまだ息子の前では、受験の話はもちろん、入学すると決めた中学校の話をするのも控えるようにしている。息子から話し出すのを待つ。 ただ、3…

息子の中学受験の結果

この記事が為になったという方は、是非こちらのカテゴリーの記事も読んでみてください。 * * * 息子の中学受験が終わった。全6校、7回の試験をやり切った。 合否を確認した順に、結果は以下だった。 西大和学園 :合格 灘 :不合格 鎌倉学園 算数選抜 :…

テニスコーチとしての自分の伸びしろ

私はIT企業のサラリーマンをやりながら、週に一回、平日の夜に2レッスンだけ近所のテニススクールでコーチをしている。 ひとつはジュニアの中級クラスで主に中学生。もうひとつは一般の初中級クラスだ。 この副業は、お金をもらいながら大好きなテニスで生徒…

中学受験に向かう息子への手紙

息子の中学受験がいよいよ本番を迎える。いや、既に2校ほど受けているから本番中ではあるが、それらは関西の学校で練習や腕試しが目的。関東の学校は2月1日からだ。 それに向けて、塾から保護者に「子供宛に手紙を書いてほしい」とお願いがあった。子供には…

何者かになれるかは何で決まるのか

特に男は、「何者かになりたい」「有名人になりたい」と思ったことがある人が少なくないと思う。 私にはあった。 それは「社会に対して大きな影響力を持つ者になりたい」とも言い換えられるかもしれない。 私がそう思いはじめたのは社会人になってからだった…

育児期間は完全に終わった

息子は、まもなく中学受験本番を迎える。小学6年生だ。 最近は、息子と話すことが以前と比較して少なくなった。それぞれが、今夢中になりたいことに夢中になっているからだ。 しかし、「親として息子に伝えたいこと」が、どこからともなく湧いてくる。 数少…

「上手さ」と「強さ」は別という話

これはよく聞く話だ。 上手いけど弱い。下手なのに強い。上手いと強いは必ずしも比例しない。 サラリーマンをやるかたわら、週一回、テニススクールでアルバイトコーチをしているのだが、そこでもそんな結果が出た。 週2クラスだけ担当しているのだが、その…

子ども肯定感とは?これからの育児の新常識

はじめまして、育児のゴールは「社会人として、我が子が親である自分を超えること」と考えている宮田です。 私には今小学6年生のかわいいひとり息子がいます。そして私は、彼が自分を超えることを既に確信しました。厳密には4年くらい前に確信していました。…

両親から学び息子が私から学びとったこと

わかりづらいタイトルだが、要はジジババから私を介して孫に受け継がれたことだ。 以前の投稿「両親の影響を受けまくりの人生じゃん」の続編みたいなものだ。それを書く。 いくつかあるかもしれないが、間違いなくいえるもっとも重要なことがこれだ。 「自分…

学生選手たちとの距離を縮める

某大学で体育会庭球部のコーチを務めている。 とは言っても、月に1日だけ男女それぞれ2.5時間ずつコーチングをする程度だ。 例えば、部が最大の目標である「昇格」を成し遂げたなら、それは99%学生選手たちの努力の賜物だ。私の貢献度などたかが知れている。…

なりたいようになればいい

息子に発信するメッセージを考えた結果、一番しっくりくるメッセージが見つかったので、今回はそれを書き留めておく。 もちろん道徳的に許される範囲であることが大前提だが、私の考えの根本にはこれがある。 「本人が幸せなら、何をやってもいい」 だからこ…

自分の価値を過小評価してた

やばい。今、とても感動して、涙が出ている。 イチローさんとユニクロ柳井社長の対談動画を見ていたら、柳井社長がこう言ったのだ。 「(自分が思い出すいい先生は)やっぱり、中学校のときの、体育の先生」 えッ?! 体育の先生?? しかもだ、柳井社長はこ…

先生が生徒から学ぶ?その具体例

もうだいぶ前に、先生や指導者、コーチが上で生徒が下という関係性は間違っていると考えるようになった。 先生の方が生徒より経験が多いというだけで、当たり前だが人としてはフェアだ。結果的には先生が与え、生徒が受けとることの方が多いかもしれないが、…

一言でフェデラーのようになった事例

当たり前だが、万人に当てはまる話ではないし、フェデラーというのは比喩だ。「フェデラーに失礼」などといった批判はなしでお願いしたい。 昨日、大学体育会庭球部のコーチをしていて、ある女子選手のプレーがひとつのアドバイスで大きく改善し、とても驚い…

こどものチカラには驚くばかり

昨日、出社のため最寄駅から電車に乗るとアルバイトで週に1回教えているテニススクールの教え子に会った。 その子は私立の女子校に通う高校1年生で、学校でもテニス部に所属し、団体戦の主力メンバーとして活躍しているという話を聞いていた。 もう彼女をみ…

ライブ配信にパネリストとして参戦

「冒険の書〜AI時代のアンラーニング〜」という本がある。起業家の孫泰蔵さんが書いた本だ。 この本のテーマは以下だ。 「常識にとらわれないで、教育を再考しよう。君が気づけば、世界は変わるよ」 ある日、小6の息子が、この本を買ってきて、興奮気味にこ…

自分のために生きることが重要なわけ

私は本業のかたわら、某大学体育会庭球部のコーチをしている。 部員たちにとって1年の集大成となる学生リーグ本番は9月。その3ヶ月前のこの時期に女子部幹部から2年生のひとりが部を去ることになったと聞き、私も本人から直接話を聞くことにした。 今日は、…

本を書くことにした

先日、ふとそんな決意をしたので今日はそれについて書いておく。 大学体育会庭球部でコーチをしていると一部の部員が部活に励むことに疑問も持ち始めるという問題に出くわす。 「大学は社会人なる前の準備期間なのに、部活を第一に生活をしていていいのだろ…

ブログで親バカをする理由

最近、親バカともとれる小5息子に関する投稿をしている。 2023-03-05:息子の強みを言語化してみる2023-03-11:ひとつ書き忘れた その理由を書く。 それは、こうやって親バカをすると子供の自己肯定感が育つと考えているから。 いや、一般的な親バカは、子供…

ひとつ書き忘れた

息子の話だ。 少し前の投稿「息子の強みを言語化してみる」にひとつ書き忘れたから書く。 その時は2つの強みを書いたが、その後3つ目を思い出した。 3つ目のこれも、だいぶ以前から息子に備わっていた強みだ。おそらく保育園時代から。 そしてそれは、以前の…

息子の強みを言語化してみる

今日は日曜日。珍しく家族そろって出かけようという話になった。 ところが、息子が勉強を始めてしまった。そしてそのまま集中モードへ。 これは何時に家を出れるかわからんな。 そう考えた私は今、行きつけのカフェにいる。 「出かける時に連絡ちょうだい。…

子供に罰を与えるサッカーや野球の監督はお馬鹿

チームを率いるリーダーがメンバーのミスに対してペナルティを課すのは愚の骨頂。 これに今日気づいたので書き留めておく。 今朝こんなことがあった。 今日は息子のサッカーの試合があり、集合場所まで息子を送り届けるのが私の任務となっていた。 息子とふ…

中学受験という世界が面白い

良い本に出会った。 我が子の中学受験を検討している、または、真っ只中だが上手くいってないという親は読んだ方がいい。 勇者たちの中学受験~わが子が本気になったとき、私の目が覚めたとき 作者:おおたとしまさ 大和書房 Amazon 今小5の愛するひとり息子…

ナダル自伝で学んだことは親のあるべき姿だった

これを読み終えた。 ラファエル・ナダル 自伝 作者:ラファエル・ナダル,ジョン・カーリン 実業之日本社 Amazon だいぶ前にこれを読みはじめたとこのブログでも紹介していたが、半分も読まずに積読となっていた。 テニスのヒントを得ることが目的だったが、学…