死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

もっと稼がないといけない

日本が安い国になっていることには危機感しかない。グローバル人材になるポテンシャルのある息子の可能性を潰してしまうことになるからだ。

 

我々夫婦の世帯収入は国内で見たら平均を上回るだろうが、息子を世界に羽ばたかせることを考えると十分ではない。

 

もっと稼がないといけない。

 

さらに、少し前に大学のコーチを終え、週一のスクールコーチもそのスクールがなくなる可能性が高まっていることにも危機感しかない。私は本業の収入の9割を家計に回す、いわゆるお小遣い制で、テニス選手活動の軍資金は副業でまかなっているからだ。

 

このままいくと、テニス選手活動が十分にできなくなるではないか。これは私にとっては死活問題。

 

もっと稼がないといけない。

 

住宅ローンという名の借金もアホみたいな額残っている。

 

もっと稼がないといけない。

 

手段には、次のふたつがある。

 

  • 本業で出世する
  • 副業で結果を出す

 

私は後者を選択した。前者の方が難易度は低いが、後者の方がスリリングで面白いからだ。夢もある。

 

「息子の将来より、自分の人生を優先してるじゃん」と言われそうだが、それは否めない。いや、後者を選択し、息子の将来も自分の人生も、両方良いものにしてみせる。

 

そんな経緯で私は新たな挑戦を始めた。それは以下だ。

 

「海外の富裕層をターゲットにした、アートTシャツの制作とプロモーションおよび販売」

 

まだ売れてはいないが、既に販売を初めており、少し反応を得られているため、可能性を感じることができている。

 

そして何より、アートTシャツの制作が面白い。

 

以前ブログにも書いたが、絵描きはいずれ挑戦すると決めていた。これはまさにそれだ。

 

今その記事を読み返したら「テニス選手の次は画家」と書いていたが、気づいたら並行してやっていた。

 

実は私は武蔵美卒で、両親も武蔵美卒、弟は多摩美卒という美大一家だったりする。

 

ものごころついた頃から家は、母が先生を務めるアート教室で、そこに通う子供たちで賑わっていた。時には自分もそこに混じって工作を楽しんでいた。絵画教室だったかもしれない。忘れた。

 

やっぱり、0から1を生み出す作業は楽しい。

 

画像生成AIでヒントを得る。方針を固める。Tシャツにパネルを当て、イーゼルに立てかけ向き合う。布用絵の具をつけた筆を手に、描く。

 

なんか違う。やり直し。白い絵の具を塗りたくって白いキャンバスに戻す。

 

スマホでまたいろいろインプットする。方針を固める。また向き合う。描く。

 

お!いい感じ。この方針で仕上げに行くと決める。

 

完成まで1ヶ月くらいだろうか。完成したら出品する。

 

マーケティングはまずはインスタで。完成までの過程を写真に収めて英語で投稿していく。

 

いや、売れるまではかなり長い道のりであることはわかっている。それでも、楽しいから売れるまで挑戦する。テニスで優勝するまで挑戦するのと同様に。

 

私はテニス選手でもあり、アーティストでもある。そんなやつあんまいない。笑える。

 

ちなみに、本業では出世はしないが、誰が見ても「宮田さんは成果を出してる」と言われるぐらい成果を出すことにはこだわっている。本業も大好きだ。

 

(だから給料増やしてくださいお願いします!もちろん成果を出せた時に!)

 

というわけで、生きてる間は本当にやりたいと思ったことは全部やる。