死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

ルール毎に自分の実力をわきまえる

今日は横浜市民40才以上シングルス準々決勝の前日。有休を取って仲間とサシ練をした。

 

大会のルールでガチ試合だ。

 

前回の投稿に書いた「試合は試され合い」という理解、リードしていても常に試練と向き合っている感覚で取り組んだ結果、良い手応えを得ることができた。

 

また、少し前の投稿に書いた「相手を理解することが何よりも先立つ」という考え方も良い効果があることを改めて確認できた。

 

そしてもうひとつ、重要なことに気づいたので書いておく。

 

横浜市民大会は明日が3日目で、これまでの2日は良いプレーとは言えなかった。

 

しかし、それが実力とわかったのだ。

 

先週の日曜日の練習試合では、ダブルス全日本ベテランジョッパーに競り負けたものの、納得のいく良いプレーができた。

 

これはこれで実力だ。この日は15分くらいアップをして試合をしていた。

 

そして、今日は、横浜市民と同じ環境を作って試合をすることにした。

 

それは、アップをサーブ8本のみとし、いきなり試合だ。ちなみに、コートに入ってから10分間はボールを打たずに各自準備運動をしてから開始とした。 もちろん、この時間で可能な限り身体を動かし、血行を上げることを意識しながら身体をほぐして臨んだ。

 

ところがだ。身体がガチガチのまま戦うことになったのだ。まさに、これまでの横浜市民の2日と同じ状態だった。

 

あれは、実力だったのだ。

 

そうなのだ、冬場にアップがサーブのみの試合に臨む自分は想像以上に身体が硬い状態のままプレーすることを強いられているのだ。

 

これをある程度は受け入れ、踏まえて試合に臨まないといけないということだ。

 

私の身体の筋肉は、冷えると固まる性質があることはわかっているのだから。

 

テニスで重要になるのは目と肩周り、胴回り、そして、股関節周りだ。今日もこれらに不具合を感じざるを得なかった。

 

目の問題は、朝家を出る前にビジョントレーニングを5分するだけで解消されることはわかっている。だからそれをやる。おそらく目の筋肉も冬の方が硬くなるため衰えやすいのだらう。

 

肩周りはかなり手強い。夏場などはやっていればすぐにほぐれて可動域が広がっていくのがわかるのだが、今日などは3セットやったが最後までほぐれ切れることはなかった。硬い上に力むため、今も右肩が張っており痛む。引き続き試行錯誤しながら肩周りの血行を上げるための良い方法は見出していく。ゴムチューブを導入するか。

 

胴回りは相手が打ってから上体を捻るのが遅くなるのが問題だ。これは上体のひねり戻しを繰り返した後に意識的に準備を早くすることを心がければ比較的早い段階で修正できる。

 

股関節周りは毎朝のルーティンでほぐれているため可動域は問題ないものの、プレー中の股関節の効かせ方が浅くなる。つまり、手打ちになるのだ。これも胴回り同様、意識して腰を低く維持しながらプレーするだけで比較的早い段階で修正できる。

 

アップでラリーできる試合では、ここまでをアップでクリアしておきたい。アップがサーブのみの試合では、はじめの2ゲームでクリアすることを目指す。クリアした後は相手の理解に集中する。いや、たとえクリアできなくても、3ゲーム目以降は相手の理解に集中すべきだ。

 

今日も、肩周りだけは最後までクリアできなかったため、ベストパフォーマンスでないまま、相手の理解を優先した。その結果、自分のテニスではない苦しい戦いを強いられながらもなんとか勝つことができた。

 

これは、ある意味とてもポジティブな結果なので自分を褒めたいと思う。

 

ちなみに、冬場はウィンドブレーカーの上着を脱がないことにしている。脱ぐと肩が冷えてすぐに固まるからだ。常に汗をかいている状態を維持しないとパフォーマンスが落ちることがわかっているからだ。

 

幸いベテラン大会はウィンドブレーカーの着用が認められている。一般大会のように、それが禁止されている大会は別途対策を考えるとする。

 

さて、今日の残りの時間は肩を癒して回復にあてる。準備万端だ。