死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

横浜市民40才シングルス3,4R

今日は3,4R。ノーアド8ゲームマッチを最大2試合だ。

 

今日は試合の入り方がわるかった。つまり、準備不足だ。会場入りしてからの準備が適切ではなかった。

 

控えに入って割とすぐに前の試合が終わってしまったため、身体をほぐすタイミングを逃していた。

 

身体がほぐれた状態で入るべきだが、寒さもありガチガチだったのだ。肩も回ってない。スイング時の上体のひねり戻しもぎこちない。

 

お互いサーブを8本打ってから試合は開始されるが、1ポイント目を終えて初めてその状態に気づく始末。身体だけでなく、頭も硬くなっていたということだ。

 

しかも、相手は身体の大きいコーチで、当然上手い。しかも、クセがある。

 

こちらが想定しているタイミングと異なるタイミングで打ってくる。

 

ポジションを前目に取って、軌道の低いスライスの突き球を多用しながら、コートを広く使ってくるのだ。

 

相手サーブから始まり、ペースをまったく掴めないままゲームカウントは03となる。

 

ただ、焦ってはいなかった。身体がほぐれてくれば対応できると信じていた。

 

まずはキープを目指し、肩を回して、サーブを元に戻す。ベストではないが、最低限の状態まで戻してなんとかキープ。13。

 

ストロークもベストではないがギリギリ戦える状態になる。以前書いたオムニコートの違いにアジャストしきれていなかったのだ。ここのオムニコートはボールが来ない。

 

唯一、リターンは悪くなかった。2度のブレイクに成功。ただ、プレーの質を上げきれていないのでほぼ意地だけで5ゲーム連取する。53。

 

何度も言うが、ベストのプレーにはほど遠い。気持ちよく打たせてもらえないからだ。まったく油断できない。お互いキープで64となるが、ここでブレイクバックされ66。

 

ちなみに、この頃になってようやく、スプリットステップから上体をひねるまでが遅すぎていたことに気づく。冷静なつもりでいたが、視界は狭くなっていたことは否めない。

 

66の相手サーブ。唯一の救いは、相手の1stサーブが入っていなかったことだ。彼の1stサーブはとてもいい。高い打点からズドンとフラットで放たれていたのだ。ただ、それが白帯を打つことが多かった。2ndサーブを前に入ってしっかり打ちにいく。プレッシャーを与えて再度ブレイクに成功。76。SFMを迎える。

 

相手も少しずつラケットを振り抜いたドライブを増やしながら気持ちを強く保てていた。マッチポイントもあったが、歯を食いしばった相手の良いプレーが光った。77。

 

この時も、その結果を受け入れることができた。今一度、集中力を切らさずリターンゲームに向かう。1stポイント、完璧なアプローチをバックに打たれたが気迫のバックハンドパスをダウンザラインに決める。勢いそのまま再度ブレイクに成功。87。2度目のSFM

 

1stサーブの確率を重視して打ち合い40-0。その後一本相手のナイスショットにやられたが、次のポイントも1stサーブをしっかり入れて勝利を掴んだ。97。

 

苦しかったが、よく踏ん張った。自分を信じ続けることができてよかった。正直、昨日の投稿が効いた。ただ、相手の1stサーブが入っていたら、今日の自分では難しかっただろうとも思う。運がよかっただけだ。今後の直前準備は改善していく。

 

さて、もう一試合やらないといけない。

 

4R。結果を報告するとその場で控えに入れられ、約20分ほど経ってすぐ入ることになる。

 

予想していた相手が82で勝ち上がってきていた。体力をだいぶ削られてからのこの相手は、またタフな試合になることは明らかだった。

 

序盤はキープキープで33。

 

これまた、身体が大きく、サーブがいい。しかも、こっちは1stサーブのイン率が異常に高い。しかし、今日はリターンだけは安定していたからそこは対応できた。

 

相手はストローカーだった。一発ドカンではなく、スピン系でシコいタイプだ。サーブもリターンもストロークも、その総合力にそれほど私とのレベル差はない。

 

ただ、フィジカルだけは勝っていた。一試合目のハンデがあってもそこは負けていなかった。

 

どれだけカウントがもつれても、淡々と自分の強気のテニスをし続けていれば、必ず結果はついてくると思えていた。

 

また、相手はフォアもバックもミスが少ないが、バックよりフォアの方がスピン系で軌道が高く、かつ、浅くなりやすいことに気づけた。

 

それを前に入ってライジングで打ちに行くことで優位になれる機会を増やせた。

 

結果は84。QF進出を決めた。

 

次は、皇帝だ。

 

息子から学んだことをしっかり実践する。