死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

オムニコートの質の違いを考慮する

私の場合、あまり考えすぎるのもよくないのだが、少し早いタイミングで打つことを増やすようになってから、コートごとにボールのバウンドの仕方が異なることを考慮した方がアジャストしやすいことに気づいたので書いておく。

 

厳密には、打点のアジャストというよりは、打点への入り方のアジャストだ。それがつかめれば打点は勝手に合う。

 

日本の場合、ほとんどの試合がオムニコートで実施されるが、ひとくちにオムニコートと言っても、場所によって結構質が異なる。

 

ここで言及したい違いは、バウンド後のボールの「失速度合い」だ。バウンドすれば摩擦が発生する分ボールは失速するのは当然だが、その度合いが大きいコートと小さいコートがある。

 

大きく失速するコートは芝が長めだ。コートの表面が気持ちフカフカと柔らかく感じる。砂の粒が大きかったりもする。芝が深く厚いためボフッとボールの勢いを吸収しているような印象を受ける。高く跳ね上がることはなく、打点が低くなりやすい。

 

失速度合いが小さいコートは芝が短い。踏み固められたような印象でもあり、砂の粒が小さいことが多いように思う。ハードコートクレーコートほどは弾まないが、前者よりは跳ね上がるのでそこまで打点が低くならない。

 

私の場合、そこまで失速しないオムニコートの方がプレーしやすい。無意識に持っているバウンドのイメージがそっちのコートとピッタリ合っているからだと考えている。

 

そのため、失速するコートでプレーすると「ボールが来ない」と感じる。

 

早いタイミングで捉えるということは、足を前に運んでから打つことが多くなるわけだが、前に運んだつもりが運び足りずに打ち損じたり、振り抜けなかったりするのだ。

 

もちろん、やっていくうちに足が前に運べるようになるわけだが、アジャストできるまでに時間がかかる、という経験をこの週末、たまたま2日続けてした。

 

異なる会場、異なる相手だったが、コートはいずれも大きく失速するコートだったのだ。

 

良い経験になった。

 

これでアジャストまでの時間がそこまでかからなくなる。