試合に挑戦し始める頃に「チャンスボールをミスってしまう」と悩む人は少なくないと思います。
もしかしたら誰もが通る道なのかもしれません。
昨日、テニススクールで子どもたちにレッスンをしていて気づいた「これはいいかも!」というコツを今日は紹介します。
それは「フェイントを入れる」です。
あるいは「タメをつくってコースを隠す」と言った方がしっくりくる人もいるかもしれません。
昨日の一週間前、私がスクールで子どもたちに提供したテーマは「相手が何を想定しているか想像してみよう。そして、相手が待っているコースの逆に打とう」でした。
先週はそれだけ伝えて自由にプレーしてもらったところ、いつもより良いプレーをたくさん見せてくれました。
そして、昨日はそれを能動的に作るテーマ「相手に右を意識させて左に打とう」でした。
さらには、それの応用「ジョコビッチ、ナダル、フェデラーよりもスゴいスペインの19才アルカラスのように、強く打つと見せかけてドロップショットとかも決まると楽しいよ」と伝えて、例のごとくあとは自由にプレーを楽しんでもらいました。
このテーマは子どもたちが楽しいと感じる要素が満載なのでみんな夢中。楽しみながらもとても集中します。
結果的にコーチを驚かせるプレーがたくさんみられるのでおすすめです。
少し話がそれたので戻します。
この話のポイントは、「フェイント」や「タメ」という技術的なキーワードよりも、「相手に右を意識させて左を打つ」「(フェイントを入れることで)相手の足を止める」ことです。
これをやろうとすると、チャンスボールに強くなれると思います。
それではまた!