死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

育児の成功と失敗

コーチングと育児は根本的には同じなので、こんなことを考えたりします。

 

種の繁栄という観点から、私が考える育児の成功と失敗は以下です。


子どもたちが親である自分たちよりも優れた人間になったと思えていれば成功。


子どもたちが親である自分たちよりも人として劣っていると思っているなら失敗。


これは、親がそう思っているという話なので、成功か失敗かは子どもではなく親次第、そこに育児の本質があると私は考えています。


例えば、子どもを見下す親は、もう子どもを産んだ時点で育児の失敗が決まっているということです。

 

親は子どもより偉いなどと考えてはいけないし、親は子どもよりいろいろなことがわかっていることを子どもに知らしめようなどもってのほか。マウントをとるなどもってのほかです。

 

同様に、コーチや教師、教員は、自分が上で生徒が下という上下関係を作っている時点で失格と考えています。そのような指導者から優秀な生徒は生まれません。


やるべきは、教育ではなく共育です。

 

私の経験から、子どもたちから学ぶことはたくさんあります。親は、指導者は、むしろそのことに感謝しなくてはいけません。


伝えるべきは「親に感謝しろ」ではなく「そうだね、あの人のお陰で、(私たちは)これができたんだね。感謝しなきゃね」です。


この投稿をすることで、自分自身にもそう言い聞かせています。

 

喜んで子供の踏み台になりましょう。自分たちを踏ませて、子供たちには、自分たちよりもっと高く飛んでもらいましょう。


そうなったら、絶対自分たちは自分たちを誇らしく思えると思います。


「あの人、私の子なんです!」となると思います。