最近ふと気づいたことを書く。これは仕事でもテニスでもそうだ。
他の誰かに何と言われようが自分がこだわっていることが、自分の強みになる。
もちろん、弱みにもなり得るが、それは自らの意志で強みにできる。
仕事とテニスで具体例をあげる。これらは私のケースだ。
私は今、仕事では営業職に時間を割くことが多い。
営業をしている時の私のこだわりは「信頼を獲得することを第一に考える」だ。
そのために、例えば以下にこだわっている。
- 相手の立場になって考える
- 相手は、問い合わせたことに対する回答をすぐに得られた方が仕事のゴールに早く辿り着けるため問い合わせは即対応する
- 相手のニーズや相手が喜ぶことを理解するために、商談は必ずヒアリングからはじめ、相手の喜ぶ形で商材を紹介する
- 当たり前だが嘘はつかない
- わからないことやできないことははっきりと「恐縮ですが、わかりません/できません」と伝える
- わからないことは宿題にして後ほどナルハヤで提出する
- できないことは代替案があれば提案する
- 感謝の念を持ったら「◯◯していただき、ありがとうございます」と伝える
- 自分が間違っていたら「◯◯してしまい、大変申し訳ありませんでした」と心から謝罪する
私のいる業界は、問い合わせをしたら回答を得られるのは翌日以降というのが当たり前のため、これらを実践すると営業マンとして相手に強く印象付けることができる。
もっと言うと、平気で嘘をついたり、自分のことしか考えていないサラリーマン、マニュアル仕事しかできないサラリーマンが世の中にはゴロゴロいるため、これらを実践するだけで簡単に差別化できる。
何より、信頼を獲得できている実感がある。これは私の強みだ。
次に、テニスの話だ。
テニスにおける私のこだわりは「長い手足を活かして身体を大きく使い、パワフルなテニスをする」だ。
そのために、例えば以下にこだわっている。
- 強いフィジカルが不可欠となるため、特に下半身と体幹を強くするための生活習慣を維持する
- 下半身と股関節、肩甲骨をしっかり使って早く準備する
- 腹圧を高めるために必ず声を出して打つ
- ダブルファースト
これらは、身体に鞭を打ってプレーするようなものだ。 苦しさをともなう。日常生活も怠惰なものにはできない。お酒も控えないといけない。
だから、ほとんどのプレーヤーが選ばない。
その結果、多くのプレーヤーが受け慣れていないボールを打てるようになる。もちろん、ボールが強くても荒くてはベテランJOPでは戦えない。だから、打ち続けられるようになった。
サーブもフォアハンドストロークも、筋肉ではなく、下半身と腹圧、大きな関節で打ち続けられるようになったのだ。
私は、苦しさをともなうこのプレーが好きだ。生きている実感まで得られる。そして何より、このプレーに可能性を感じている。
だから、こだわる。そして、強みに仕上げる。