死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

新しい学校のリーダーズ沼からの「!」

昨日の夜、新しい学校のリーダーズの動画を観まくっている自分がいた。

 

公式のYouTubeチャンネルにあるものを片っ端から見ていたのだ。おそらく、2時間近くぶっ通しだった。

 

ネット廃人かと自分を卑下する瞬間も多々あったが、止まらなかった。

 

同時に、自分の人生について考えていた。よくあることだが、今回も深く考えていた。

 

「お前の人生はこれでいいのか?」

 

いつもの自問自答だ。

 

彼女たちのテーマには「はみ出し者上等」と「青春」がある。

 

「はみ出し者」というキーワードは、最近すごく考えていたことでもあった。

 

「何者かになる人は皆、はみ出し者だ」

 

最近そう考えていたのだ。ここでいう何者かになる人とは、新たな価値を生み出し、多くの人を夢中にさせる人だ。今までにない価値を生み出す人なのだから、はみ出し者でないとなれないのだ。

 

そして、息子はきっと、妻と一緒にいる限りはみ出し者にはならないだろう。そう考えていたのだ。

 

それはとても寂しいが、それと幸せは関係ない。はみ出し者になってほしいという私の想いを息子に押し付けるべきでもない。私は、息子の人生に口出ししない。どんな息子も愛し続ける。そう考えていた。

 

そう自分に言い聞かせて、息子のことを考えるのをやめ、今度は自分のことを考えた。

 

それが前述の問いだ。

 

「息子のことはいい。心配するな。そんなことよりお前自身の人生は、これでいいのか?」

 

動画の中で輝く彼女たちを観ていて、そう考えずにはいられなかった。

 

動画は、完成した彼女たちの姿を映すものがほとんどだった。苦労を感じさせない動画ばかりなのだ。そして、簡単そうに見えるのだ。だから、観ていてこう思う瞬間があった。

 

「俺にもまだチャンスはあるんじゃないか?」

 

恥ずかしい話だが、本当にそう考えた瞬間があった。が、すぐにその考えが馬鹿げていることに気づく。

 

彼女たちがどういうスタンスでこの活動をやっているかを話す動画を見たときだ。そこには、強い覚悟を持って「今」に全力で立ち向かっている人だけが見せる真剣な眼差しと言葉があった。

 

彼女たちは、なかなか光の当たらない自分たちを信じ続け、本気の活動を8年続けて今ようやく、スポットライトを浴びているのだ。

 

そして、ふたつ目のキーワード「青春」だ。

 

彼女たちは動画の中で「青春とは、今を本気で生きること」と話していた。

 

それを聞いて、気づかされた。

 

自分は、何者かになる以前に、それをやりたいと思っている。

 

「で?お前には今、本気で向き合っている何かがあるか?」

 

そう自分に問うた時に気づいたのだ。

 

「あるじゃん」

 

テニスと仕事だ。どちらも大好きで、毎日本気だ。

 

そうなのだ。俺は今、青春の中にある。何も間違っていない。迷わなくていい。

 

テニスと今の仕事では、世界をあっと言わせるほどの何者かにはなれないが、それでも俺は、今を本気で生きることができているのだ。

 

さらに、考えた。

 

「最後までサラリーマンでいいのか?」

 

以前「もっと稼がないといけない」と書いたが、そこでは副業を模索すると書いた。その方が何者かになれる可能性があるとも考えた。それを考えると今のままではダメだと。副業にもっと注力しなきゃいけないと。

 

今度は、そう結論づけた自分をもう一度疑った。

 

重要なことは、何者かになることよりも今を全力で生きながら、自分の収入を増やすことだ。

 

そして、今の会社には、それを実現するポテンシャルが十分にある。

 

しかも、自分はそこでの仕事が大好きで、本気になれているのだ。今の会社で働く自分にも、これまで自分が思っていた以上にポテンシャルがあるということだ。

 

もっと言うと、私は経営者よりサラリーマンの方が向いてる。それはこれまでの経験から明らかだ。

 

そうだ、プロのサラリーマンになればいい。

 

そうすれば、たとえ何者かにはなれなくても、今よりも多くの人のためになれるし、それは間違いなく、私の幸せにつながっている。

 

ちなみに、管理職につくいわゆる出世には興味がない。それよりも、圧倒的な成果(=売上)を生み出すことに無限のモチベーションがある。

 

だから、その圧倒的な成果で会社に認められ、自ら会社の成長を牽引し、自分だけでなく社員全員の給料を増やすくらいの気概で仕事をすればいいのだ。

 

周りの人たちに影響を与えるほどの、サラリーマンとアマチュアテニス選手になる。

 

副業を考えるのはやめる。

 

これは、今まで夢を諦められずに副業を中途半端に続けてきた私にとって、間違いなく大きな転機だ。

 

もっと現実的なビジョンが見えてきた。

 

新しい学校のリーダーズが思わぬかたちで私の人生を変えてくれた。

 

私も、彼女たちのように全力で生きる。そして、生きてる間に生まれ変わる。何度も。