死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

どうやら前を向けていなかったらしい

今日、息子が入学する中学校で制服などの調達のための集まりがあり、妻と息子はそれに行っていた。

 

帰ってきて妻は「気が乗らなかった」という主旨の話をしていた。

 

少し前に、素晴らしい努力を重ねてきた息子が中学受験で希望する学校の合格を獲得できず、家族みんなで泣き、しかし、今は少しずつその結果を受け入れ、前を向き始めたと書いたのだが、どうやらそうではなかったようだ。

 

特に妻だ。

 

これは、とても良くないことだ。息子にとって何ひとつ良いことがない。そういった思いは態度から滲み出るため息子にも伝わる。

 

息子は妻よりは前を向けているように見えるが、その足を引っ張っている可能性は否めない。

 

妻には早く立ち直ってもらいたい。

 

むしろ、周りの大人が、しっかり前を向いて、未来をよいものに変えようとする姿を率先して見せられた方が子供にとっても良いのは明らかだ。

 

そのことを妻に話したが、臍を曲げていた。それでも、妻のそこに共感するわけにはいかない。

 

息子の可能性を少しでも小さくする行為は親としてあってはならない。それが親の重要な役割のひとつだ。

 

一方で、まだそうなっている理由もわかる。

 

明日の2/11日とその翌日の2/12祝月は、不合格となった最難関校入学者の集会があり、万が一辞退者が出れば繰り越し合格の連絡が電話でかかってくる可能性があるからだ。

 

2/5日の不合格を確認し数日たった後、私はネット上の情報から、この日まではまだわからないと考えていた。妻にもそれを話した。


ところが妻は、「いや、その可能性はかなり低い。2/6月までに連絡がこなければもう繰り越し合格はない」と話していた。


私はそれを聞き、「なるほど。ならば話は早い。気持ちを切り替えるのみだ。妻もそう考えているのだろう」と思い、前を向くことにそれぞれが努めていると思っていた。


が、妻はそうではなかったのだ。


明日、2/12祝月まで待って、電話がなければ妻も気持ちを切り替えてくれるだろう。


ちなみに、万が一繰り越し合格となった場合でも、個人的には最難関校への入学は見送るべきと思っている。


理由は2つ前の投稿「家族はもう前を向いている」に書いた通りだ。


とはいえ、最後に決めるのは息子だ。