昨日は「怪我からの学び」の1つめ「体重の増やし方」について書きました。
今日は2つめの学び「ウォーミングアップ」について書きたいと思います。
年齢別県優勝という目標を立てた2020年11月から内転筋の怪我をする2022年1月までの14ヶ月間、コロナ禍で自宅勤務をしていたこともあり、毎日昼休みに30分トレーニングをしていました。
中でも力を入れていたのが100m坂道ダッシュなどのダッシュ系トレーニングです。
やりたい(=やるべき)トレーニングがいくつかあるのに時間が30分と限られているため、ウォーミングアップをまともにやらずに激しい動きをしていたのです。
素人にありがちな話だと思います。
これは今思えば怪我をして当たり前の状況なのですが、怪我をする前の自分はそれに気づくことができませんでした。
その理由は、今はそれをしても大きな問題もなく動けているからだと思います。
内転筋に違和感が出はじめてからグキッとやるまでの5ヶ月の間もウォーミングアップを疎かにしていた自分は馬鹿だったと、今は思いますが。
一方で、つくづく人間は、失敗しないと気づけない生き物なのだなとも思います。
私がウォーミングアップの重要性を本当の意味で理解したのは内転筋をグキッとやった後です。
Twitterのタイムラインに次のツイートが流れてきたのがきっかけです。
運動の雑科学ch、2本目を明日の夜19:00にアップします!!
— 西川 匠 🌏 (@physio_tennis) February 2, 2022
テーマは「ウォーミングアップ」
プレー序盤からパフォーマンスぶち上げ100%で始められる流れを解説します⛹️♂️🌅
初心者やスポーツ愛好家の方にもおすすめなので、ぜひチャンネル登録してお待ちください‼️😄
➡️https://t.co/pwtuQSEbZW pic.twitter.com/SoLcCwtzt1
実は怪我をする少し前から西川トレーナーのTwitterアカウントをフォローし多くのことを学ばせていただいていました。
当時、開設されて間もない西川トレーナーのYouTubeチャンネルの1本目の動画がとてもわかりやすく「これは毎回チェックしよう」となっていたのを覚えています。
この動画には、正しいウォーミングアップの基本的な考え方が紹介されています。
具体的にはウォーミングアップの順番です。動画内では以下と説明されています。
- 深部体温を上げる
- アクティブストレッチ
- 動作別に筋・関節に刺激を入れる
- ダッシュ・スピード系
この動画を見てすぐに「あ、そりゃ怪我するわな」となりました。
何も知らない私は、1の深部体温をそこまで上げきれていない状態でいきなり4のダッシュ・スピード系をやっていたのです。
これを知ってからは、このウォーミングアップの基本をテニスノートにメモし、可能な限り実践するようにしています。
それでもまだまだ不十分と感じることはありますが、同じ過ちを繰り返さないようにしたいと思います。
それではまた!