死ぬとき笑う

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怪我からの学び

今年の1月に左足の内転筋を痛め一時テニスができなくなりました。

 

人はやっぱり失敗を繰り返しながら成長していくものなんだなぁと、今はその怪我をポジティブに捉えられています。

 

この怪我は不運な事故などではなく、自分の知識不足・準備不足が原因だったのでなおさらそう思います。

 

今日はこの怪我から学んだことを文字に起こしてみようと思います。

 

この怪我から学んだことは主に次の3つです。

 

  1. 体重を増やす時は筋肉を増やす
  2. ウォーミングアップは必須
  3. 自分のカラダの最大の欠点は左の股関節周りの柔軟性と筋力不足

 

今回は1について書こうと思います。2と3は明日、明後日に。

 

さて、怪我をしたのは今年の1月ですが、そこからだいぶさかのぼった去年の7月、テニスの強化を目的に始めたことがあります。

 

それが「体重を増やす」です。

 

体重を増やした方がより軸が安定し、ストロークのベースアップにつながると考えたからです。

 

しかし、増やし方が良くありませんでした。

 

あまり深く考えずに「炭水化物の摂取量を増やす=白米をたくさん食べる」という手段を選び、6ヶ月間で体重を6kgほど増やしていったのです。

 

その間ずっと、毎日のように坂道ダッシュなどのダッシュ系トレーニングをしていました。

 

体重を増やし始めて1ヶ月が経つころ、左足の内転筋に違和感が出はじめます。

 

時系列に体重とイベントをまとめると以下です。

 

  • 去年7月:64g / 体重を増やし始める
  • 去年8月:65kg / 違和感が出る
  • 去年9月:66kg / ダッシュトレ継続
  • 去年10月:67kg / ダッシュトレ継続
  • 去年11月:68kg / ダッシュトレ継続
  • 去年12月:69kg / ダッシュトレ継続
  • 今年1月:70kg / 試合中に痛める

 

こう振り返ると怪我して当然のことをしていたと思います。

 

しかし、取り組んでいるその時にはそのことに気づくことはできませんでした。

 

病院に通い、理学療法士の先生と会話する中で気づかされたというのが実際のところです。

 

「そう言えば、体重を増やすという取り組みをしていました。あ、今考えると、違和感が出始めたなもちょうどそれを始めた少し後です。しかも、その後も騙し騙しハードワークを続けていました」

 

そう伝えると当たり前のように先生からのダメ出しをいただきました。

 

「なるほど。それが怪我の原因と考えて間違いないです。1ヶ月に1kg、半年で6kgは増やすペースが早すぎます。筋肉の増えるスピードが追いつきません」

 

さらにこう言われます。

 

「まずは体重を戻してください。痛みを取り除くことが先決です。それができたら、テニスに必要な筋トレを優先順にすることで、少しづつ、計画的に体重を増やすことを考えましょう」

 

今考えれば当たり前のことです。しかし、その時は盲目的になっていたと認めざるを得ません。

 

最後に、この点に関する現在のステータスも報告して終わりたいと思います。

 

体重は68kg前後を維持しています。

 

増やすのは簡単ですが、減らすのは難しいということも学びました。だから尚更、増やす時は慎重になるべきです。

 

そして、痛みはなく、全力でプレーできています。

 

しかし、実は違和感は残っています。テニスを2時間する日が2日続くと違和感が定着します。

 

1日運動をしない日を作ると翌朝その違和感はほぼなくなるというイメージです。

 

歳を重ねると本当に怪我が長引くものなのだということも学びました。そのため、同じ失敗をしないために、生活習慣から見直しています。

 

違和感が残る今は、ダッシュ系トレーニングは一切やっていません。テニスを全力でしてしっかりケアするか、テニスがない日は初動負荷トレーニングの概念を自分なりに取り入れた自重トレーニングとケアに取り組んでいます。

 

ただ、時間はかかっていますが、患部に関する部位の柔軟性向上と筋力強化ができれば、違和感を消せると今は考えています。

 

あとは毎日コツコツ取り組むだけかなと。

 

それではまた!