死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

自分よりレベルの高い人と練習する時の注意点

自分よりレベルの高い人と練習する時は、次のふたつを順にクリアしなくてはいけない。

 

  1. おじけづくな
  2. 超集中して最高レベルで臨め

 

テニスに限った話ではないかもしれない。しかし、これが難しい。

 

昨日の私は、おじけづいていたのだと思ったので書く。

 

昨日書いた通り、全日本ベテラン本戦出場選手たちとの練習に参加した。

 

しかし、自分の納得のいくプレーをぶつけることができなかったのだ。

 

その原因は先にあげた2つのうちのひとつ目だ。

 

おじけづいている感覚が拭えないまま、ただ、一生懸命テニスはしていた。

 

これではダメなのだ。

 

自分は40才以上の部に参戦しているが、他のメンバーは皆45才以上の部に参戦している選手たちなので自分が一番年下ということもある。

 

しかし、それ以上に、やはりレベルの差を感じざるを得ない場面が出てくるのだ。

 

わかりやすいのが2対1のラリー練習。

 

自分以外の3人が打ち合っている時、ミスが少ないために彼らは一球で永遠と打ち合う。明らかに、お互いの限界を引き出し合っている。

 

それを見せつけられた時に「エグ…」と呟きたくなる気持ちをわかってくれる人は多いだろう。

 

しかし、わかってくれる人が多いからそれでいい、という話ではない。それではいけないのだ。

 

そして、自分が入るとそうなる回数が減る。申し訳ない気持ちが自分を支配しはじめる。

 

これも共感いただけるだろう。

 

しかし、これではいけない。その劣等感を拭い去る必要がある。

 

どうすれば拭い去れるのか。

 

それは、試合中にやらなくてはいけないことと同じだ。

 

「劣っている」ということに意識を向けるのではなく、今やっていること=自分のプレーに意識を集中するのだ。

 

私の場合、その鍵が「見て、運動連鎖」だ。

 

昨日書いた通り、それに集中しようとした。しかし、集中し切れなかった。なぜなら劣等感があったから。いや、劣等感が芽生えていることにその時気づけなかったからだ。

 

その劣等感に気づき、それを拭い去るためにも「見て、運動連鎖」に集中しろと自分に言い聞かせることができたなら、自分の力を出し切れていただろうと、今振り返ってみてはじめて気づいた。

 

2週間後にまた参加する。

 

その時こそは、これを実践して力を出し切る。

ランキング上位者たちとの練習会に向けて

今日の夜は久しぶりにベテランJOPランキング上位者の集まる練習会に参加する。

 

今日は参加者の半分の3人がシングルス45才以上で前回の全日本ベテラン本戦に出場している選手たちだ。

 

この練習会ではいつも練習の質を自分が落としてしまっている気がして申し訳ない思いになる。

 

私の悪い癖でもある自己洗脳という話もあるが、そう思わされるくらいレベルが高い。

 

だから、頭の中を整理して臨む。

 

コートはクレー。相手もコートもいつもと違う。

 

こういう時に重要になるのが「見る」だと4日前に書いた。今日もまずそれに集中する。

 

次に重要なのが「運動連鎖」だ。

 

私の場合、この2つは不可欠。今日はひたすらその2つだけに集中することにする。

 

「見て、運動連鎖」

 

そうやって身体に覚えさせる。意識しなくてもそれが発揮されるようになるために。

 

この練習会に以前参加したのはちょうど5ヶ月前で、その時からかなり成長しているので自分がこの中でどれくらいやれるようになっているか楽しみでならない。

 

そういえば、目標としている神奈川県選手権大会のドローが出た。

 

一回戦の相手が毎年優勝している目標としている選手だった。

 

これまで3回、彼と対戦できるひとつ前で負けてきた経緯がある。だからこの形は不本意ではあるのだが、やっと出来る。それは素直に嬉しい。

 

番狂わせで大会を沸かせる。

 

そのためにも、今日のこの練習もいつも通り全集中する。

1日7試合やった末路

末路と書いたが実際は嬉しい結果だったから書く。

 

以前より、身体が強くなっていると同時に、運動効率が上げられていることがわかった。

 

どちらか片方ではなく、おそらく両方の効果だ。

 

昨日、ガチ試合を6人と計7セットやり、怪我をすることなくやり切れたのだ。

 

しかも、後半もそこまでパフォーマンスを落とすことはなかったことが嬉しい。

 

なぜそんなにやることになったかは昨日書いた通りだ。

 

4試合目に内転筋の違和感が出たが、試合間やチェンジコートの際に筋肉をほぐすなどのケアをしっかり行ったため、大事には至らなかった。

 

ちなみに結果は、63, 56, 62, 63, 62, 36, 63。

 

身体が強くなったと思えているのは、以前新型コロナに感染し4kgの筋肉を1週間で失ったのだが、それを取り戻し、かつそれ以前より身体が動くと感じられているからだ。

 

そして、運動効率が上がったと思えているのは、今年に入ってから気づいた運動連鎖の効果だ。手打ちをしていたそれ以前と比較すると圧倒的に楽に力強いプレーができている。力強いプレーを持続できるのだ。

 

怪我することなくやり切れたのは、その成果であることは間違いない。

 

とは言え、やり過ぎであることには変わりない。それは反省する。

 

次回からはそうならないように上手くスケジュールを調整していく。

 

ちなみに、当たり前だが筋肉疲労による軽い痛みはある。一番疲労が溜まっているのは股関節周りの筋肉たちだ。

 

これも正しいことなので嬉しい。

川角杯優勝からのサシ練2時間

昨日の夕方「明日、テニス可能でしょうか?」と仲間からお誘いをいただいた。

 

サシ練に誘ってくれる同レベルの仲間は本当に大切にした方がいいという持論がある。

 

理由は、テニスを高いレベルで続けるためには、それに必要な環境作りが一番重要で、一番難しいからだ。

 

「けど明日かー。時間的には問題ないんだけど、朝から川角杯なんだよなー」

 

と一瞬悩んだが、すぐにこう考えた。

 

「怪我さえしなければいい。川角杯は試合数を減らしてもらうこともできるし、この誘いは乗るべきだ」

 

そして返信した。

 

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受信から返信まで12分。素晴らしい食いつきだ。

 

いや、これには他の理由もある。

 

コートをこれから手配することもわかっていたから返信は早い方がいい。さらに、相手からしたら間もなく訪れる予定が保留のままになるのは困るはず。だからここは即レスすべきなのだ。

 

さて、川角杯。

 

朝5:30起き。9:00から。げッ。5試合もやってしまったではないか!

 

いや、これにも冒頭と同じ理由がある。

 

川角杯はわかりやすくいうと「紹介制」の試合イベントだ。誰でも出れるオープンなイベントではない。

 

主催者の川角さんが8年ほど前に仲間ではじめ、紹介、紹介で参加資格者を増やしてきた。

 

今では平日限定だが月に5回も開催され、平均12名もの参加者が集まる鬼のように安定したイベントとなっている。

 

平日のため参加者はだいたいどこかのコーチか一般とベテランのJOP選手だ。

 

参加費は1,900円で4試合以上やらせてもらえる。希望すれば減らすことも可能。川角さんがレベルを見ながら適切に対戦カードを作ってくれるのだ。何という神環境。

 

ちなみに、川角さんはこれをビジネスと考えてはいない。稀だが赤字になる日もあるという。

 

話が脱線した。戻す。

 

みんな紹介だから悪さはできない。モラルとマナーが高いレベルに保たれたイベントでもある。

 

つまり、私からすれば、そこに出ているプレーヤーは皆、大切にすべき仲間たちなのだ。

 

いや、仲良しこよしする仲間ではない。ある一定の距離を保った同志たち。そんな感じだ。

 

そして今日の話だ。

 

夜の練習があるから3試合にしてもらおうと考えていた。

 

が、参加者が7名と珍しく少ない日だったのだ。

 

私が3試合で上がってしまうと試合ができない方が出てしまう。

 

ここは、人肌脱ぐ。けど怪我はダメ。

 

6ゲーム先取ノーアドバンテージルールなのでそこまでキツくはないのだが、やっぱりそれでもやり過ぎた。

 

4セット目で左足内転筋の違和感が出た。

 

待機時間やコートチェンジに持参したマッサージ用の野球ボールでグリグリと筋肉をほぐす。

 

何とか5試合こなせた。

 

結果は、63, 56, 62, 63, 62。

 

全勝者がいなかったので一応優勝。

 

1試合目は前回負けた相手だからキツかったがリベンジに成功。

 

2試合目は05から相手のマッチポイントを凌ぎながら55に追いついたのに最後の自分のサービスゲームを40-40で競り負け落とすという。。

 

しかし、最後の最後に相手が良いプレーをしたので悔しさより清々しさの方が大きかった。

 

とてもよい修行になったので相手には感謝しかない。

 

昨日の投稿に書いたこともすべて確認でき、成長の手応えを感じた。

 

で、間もなく2時間のサシ練に向かう。

 

今スタバ。野球ボールで、ハムストリングをグリグリとほぐながらスマホを操作する完全に怪しいおじさんなう。

 

次の投稿が怪我の報告にならないように最善の注意を払いながら、意味のある時間にする。

明日の川角杯に向けて

明日は久しぶりの川角杯参戦日。

 

もはや川角杯は練習の場と化したが、それでも比較的本番に近い心境になれるので頭の中を整理して臨む。

 

① まず何より「見て、運動連鎖」。すべての試合でそれを実践し、パフォーマンスを最大化する。

 

以下はそれがある前提で。

 

② 次に「基本戦術」。これを実践することで迷いを無くしてプレーする。

 

③ その中で「フォアハンドストロークを活かすためのバックハンドスライス」の成果も確認する。

 

④ 最後に「スライスサーブ」の活用。これは余裕があればでOK。無理にはやらない。もっと言うと、1試合目はトライしないと決める。トライするなら2試合目以降で。

 

よし。整理できた。

 

明日、会場に向かう途中、この記事にもう一度目を通す。