またサーブの話だ。今日の朝練という名のガチ試合で気づいたことを書く。
相変わらず自分のサーブに苦戦した。
「なんでいつまでたってもできないんだ」試合中にそんなふうに漏らしたりもした。「あー!むずい!」とも。
ガチ試合をしたいのに練習モードになっている自分にもイライラしながら、くそーくそーと試合をしていたら、2ndセットの途中でふと我にかえった。
「そもそも、サーブは難しいものと自分を洗脳してないか?課題だと考えすぎてないか?」
昨日の投稿にも書いた通り、若い頃はあんなに簡単だったのだ。ライン側の打ちたいところに打てたし、入れるだけならいくらでもできた。そもそも、打ち方なんか考えてなかった。
自分はこんなにもたくさんテニスをやってきている人間だ。技術不足のわけがない。フィジカルも十分ではないにせよ大きく不足していることはない。
一番の問題は、脳みその使い方なのではないか?
そう思えてからは、次のように自分を洗脳することに努めた。
「サーブは簡単だ。『軸を決めて打点を合わせる』といった基本を少し確認したら、あとは打ち方を考えるのはやめて狙ったところに打つだけだ。サーブはほんと簡単だからそれくらいで問題ない」
2ndセットの後半は自分にそう言い聞かせた。
その結果、明らかに確率が上がり、狙ったところに打てている手応えを得た。そして、ストロークのパフォーマンスも一緒に上がった。
結果、75 62(だったと思う)。
ボトルネックは脳みそだ。
次のテニスが楽しみでならない。