死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

鎌倉市選手権一般シングルス最終日

今日は昨日の続きがあった。鎌倉市選手権の準決勝と決勝だ。

 

結果から書く。

 

準決勝はマッチポイントを4本も取り逃がして負けた。

 

スコアは89(8)。試合時間は1.5時間弱。2日連続のマラソンマッチになったが、今日は勝ち切れなかった。いや、敗因は体力ではない。

 

敗因は、相手を格上と考えてしまったことだ。そして、おそらくだが、勝ちビビっていたからだ。

 

ゲームカウント76のサービングフォーザマッチの40-0を取れなかったのだ。

 

その後のタイブレークでは相手のマッチポイントを凌いで自分のマッチポイントを得たがそこも取り切れなかった。

 

もう少し詳しく書く。

 

相手は20代後半のコーチだった。

 

今日は、昨日とはうってかわって、立ち上がりが良かった(この要因もわかったのでそれについては次の投稿で書くことにする)。

 

相手のサーブから始まり、ゲームカウント41で自分のサービスゲームを迎えていた。

 

にもかかわらず、この5ゲームの後半の2ゲーム、第4,5ゲームで、私は相手を格上と考えてしまったのだ。

 

そう考えてしまった理由は、試合前から「相手は強い」という噂を聞いていたことに加えて、相手が一段ギアを上げてきた時のプレーがいいと思ったからだ。若さから繰り出されるパワフルなスイングとスピンボールを打ってきた。

 

確かにボールの質がそれ以降上がった。しかし、結果が証明している通り、格上と考える必要はなかった。

 

この誤った格上認定が76の40-0の自分のプレーを狂わせたのは間違いない。

 

その時はそんなつもりはないが、やはりどこかで勝ちビビっていたのだ。

 

今後は誰と対戦する時も、以下を心得る。

 

事前情報は一切気にしない。すべての相手の実力は「やってみないとわからない」「やった結果のみで判断する」。テニスには、プレーの相性もあるのだ。

 

しかもだ、今回の相手には兄弟がいて、特に強いのは相手の弟の方だったのだ。その噂を相手の噂のように受け取っていた節もあるのだ。

 

人間という生き物は、思い込みで生きている。思い込みで自分を不幸するほど馬鹿げた行為はない。

 

情報の影響を受けるのはやめる。体験したことのみで判断する。