昨日の投稿に応援コメントをくれた方々には感謝しかない。
そして、その投稿内容通りの準備をしてコートに立った。その効果は確実にあった。3,4Rの時より明らかに良いテニスができた。
一番の要因は、身体を温められていること以上に、まず相手のボールのスピードをしっかり感じ取り、そのスピードに乗る(=動作を合わせる)ことで1stゲームからストロークのピントを合わせることができたことだ。
打ち合える。序盤でそう思えたのは心強かった。
ただ、サーブは納得のいくパフォーマンスからは程遠かった。肌感覚だが1stサーブの確率が50%を下回っていた上、バブルフォルトも3つ以上はあった。これでは勝てない。
結果は16,36。2回目の挑戦も敗退となった。
ただ、スコアほど内容は悪くなかった。ノーアドだが40-40が多かったからだ。
まぁそれは、「ポイントは取れるが、ゲームが取れない(=大事なポイントが取れない)」という強者挑戦あるあるなのだが。
相手の応援やその他のギャラリーも多かったが、彼らを沸かせることも少なくなかった。
例えば、相手の完璧なネットプレーに対して、ランニングパッシングショットを気迫で3回決めたりした。いわゆるカウンターショットだ。
しかし、これだけでは勝てないのだ。こんなリスクのあるショットが何度も決まるわけがない。もっとリスクの少ないパターンを見出さないといけない。
そのために自分がやるべきことはひとつだった。「すべてのボールの質を底上げする」それだけだ。そうすることで、少しでも長く打ち合うのだ。
そうすることで、相手のミスを誘えていたし、数は少ないが、チャンスボールも作れていたのだ。
しかし、勝利に必要なだけ底上げすることができなかった。
最大の原因は、1stサーブの確率の低さだが、もうひとつが、バックハンドに質の高いボールを打ち続けられるそれに対する対応を見出すのが遅すぎたからだ。
基本はスライスで返球するのだが、相手のボールの質が高いためすぐに浅くなるのだ。
2ndセットの後半はドライブによる返球を混ぜることで少しだけ打ち合いを長くすることができたが、時すでに遅しだった。
ゲームカウントの流れは以下だった。
1stセット(自分のサーブから)
01→02→03→13→14→15→16
2ndセット(相手のサーブから)
01→11→12→13→23→33→34→35→36
ちなみに、1stセットの2ndゲームは15-40にして3本のブレイクポイントがあったが取れなかった。
結果論ではあるが、ここが取れていればもう少し底上げが上手く進んで、もう少しだけ良い結果になっていたかもしれない。
結論、やっぱり今後強化すべきはサーブだ。
今は打ち方を変える必要はない。問題は、技術ではなく、フィジカルだ。自分の理想のサーブの再現性を高められるファジカルを強化する。
具体策は、股関節を正しく使い、腹圧とお尻の筋肉を増強するための、サーブモーションまたはスクワットによるメニューを毎朝のルーティンに組み込む。
生きてる間に生まれ変わる。