死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

小田原リーグ 2部 第3戦

本題に入る前に小田原リーグの目標の話。

 

個人的には、小田原リーグは2部以上でプレーしたいと考えている。3部だとレベルが下がるからだ。

 

一部のチームメンバーにしか話してはいないが、私は2部残留を目標にしている。あくまでも個人的にだ。

 

それでも、リーダーにはそれを理解してもらっており、そこを目指せるように一緒にオーダーを考えたりしている。

 

5チームのリーグ戦で4戦ある内、2戦勝てれば2部残留はほぼ確定する。

 

初戦を勝利しているので、あと2戦で1勝したい。

 

そして、噂によると、この第3戦の相手チームは、このリーグ内で一番勝ちやすいかもしれないという。

 

つまり、この第3戦は勝つ気満々で臨んだ。これまでの2戦は、2部のレベルがわからなかったため、少し不安を感じながら挑んでいたので、それとは違ったのだ。

 

私は今回もダブルス1とシングルス1を任された。

 

が、結果は以下だった。

 

D1:36, 62, 3-10 負け
S1:67(3), 76(4), 7-10 負け

 

危険な真夏日の、壮絶な戦いの末の、満身創痍の惜敗となった。

 

それでも、特にシングルスは、プレーの質を高められていた。

 

2ndセットの中盤に足がつり、解いてはつって解いてはつってを繰り返しながらの戦いとなったが、足がつってからもプレーの質は悪くなかったと思えている。

 

それは、観戦してくれたチームメイトたちにとっても見ていた面白く、ハラハラドキドキする内容だったのではないかと思うほどだ。

 

やりながら、どこまで動くとつって、どうすると解けるのか、わかってきたりもした。自分のカラダと向き合うのはやっぱり面白く、そんな中でも勝利を目指すという過酷な状況を楽しめる不思議な境地に達していた。

 

正直、ダブルスもシングルスも、やっていて負ける気はしていなかった。自分がやるべきことをやれば勝てると思っていた。

 

しかし、負けた。どうして負けたのか、分析結果は以下だ。

 

今振り返っても、試合中の見積もりは間違っていなかったと思う。やるべきことをやれば勝てたと今でも思う。

 

つまり、やるべきことをやれなかったのだ。

 

それが何か。

 

当日、コート上でやるべきことはすべてやれたと胸を張っていえる。2ndセットは足をつっていたにもかかわらずブレイクバックからのタイブレークを制すことができたのだから間違いない。

 

やれていなかったやるべきことは、前日の夜から当日の朝にかけての間にある。

 

飲酒し、睡眠不足で臨んでいたのだ。

 

前日、テニスとは関係ないイベントに参加していた。しかもその会場は京都。当日の朝、京都から小田原に新幹線で移動し、昼の12時からのダブルスに挑んだ。

 

夜の飲酒はほどほどにし、お茶もたくさん飲み、朝はホテルでいつものルーティンをこなしたが、ベストではないのは明らかだった。

 

身体の状態はそこまで悪くないが、睡眠不足で少し頭がぼーっとしていた。飲酒と睡眠不足があるからシングルスで最後に足がつることは、ダブルスをやる前から確信していた。

 

だから、つってからはむしろ冷静に対応できた。

 

つまり、準備不足だったのだ。準備も実力の内であることは言うまでもない。これが今回の私の実力だったのだ。

 

改めて、準備の大切さを身をもって学ぶことができた。

 

今後のスケジュール管理は、もう少し慎重に行うようにする。

 

さて、エースは2敗した。チームは?

 

5勝4敗 勝ち!涙

 

実は、2ndセットの途中で勝利は決まっていた。シングルス3の試合がまた激戦の末、チームの勝利を決めてくれたのだ。

 

正直、試合中、その結果を祈っていた。どちらが勝ってもおかしくない試合の流れは、斜め隣のコートを応援するメンバーの歓声や選手の雄叫びから伝わってきていた。

 

みんな、すごく良い試合をしていた。これだから団体戦は面白い。

 

そして、目標達成。来年も2部以上でプレーできそうだ。