死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

不登校支援者が身近にいたではないか

近所にイカした飲食店と喫茶店がある。

 

いずれもわたしより少し若い経営者がやっていて、鎌倉という地の利をイカした人気店だ。といっても、観光地からは離れたところに位置するため行列ができるほどではない。

 

知る人ぞ知る人気店といったところだろうか。

 

ふたりは仲がよく、わたしも話が合うのでこの2店の常連になっている。食事はもちろん、彼らを含め他のメンバーたちに会いに行くのが通う目的になっているといってもいい。

 

この2店は道を挟んで向かいにあり、相乗効果を発揮していて、この地域のコミュニティの中心になりつつある、とわたしは勝手に考えている。

 

さて、先日、「不登校こそヒーローになりえる」という投稿をした。

 

それは、私自身が不登校のこどもたちを支援する活動をはじめるという宣言だ。

 

その投稿の目的は、オンラインで呼びかけるということではなく、チラシ代わりにオンライン上に考えを言語化しておきたかったというのが主だ。

 

本格的には、リアルな活動で広がりを作ろうとしている。

 

その一歩目を前述のコミュニティではじめた。顔見知りの仲間たちに話すという活動だ。

 

直近の目標は、不登校のお子さんをもつ親ごさんにお会いして話を聞くことだ。

 

自分の息子や妻の周りにはいなかった。

 

そこでさっそく、この2店のスタッフたちに話してみたら、いたではないか。

 

「実はうちの長男、不登校児なんですよ」

「わたし不登校のこどもたちの居場所づくりしてます」

 

えッ!?ふたりもいるじゃん!!?

 

前者はギフテッド系でわたしが支援できる対象ではないため直接関わることはないが、それでも有益な情報を得られていないと話していたので「いもいも教室」を紹介した。

 

すると数日後、「さっそく行ってみることにしたよー」と報告してくれた。

 

これぞコミュニティのいいところだ。価値観の合う仲間がいて、思いやり、助け合う。この世界感をこれからも大切にする。

 

後者はまさにわたしがやりたいことに近いことをすでにしていたケースだ。しかも営利目的ではないという。無料で提供しているというのだ。この点もわたしのスタンスに近い。今のところビジネスにするつもりはない。

 

わたしがやるのは場所の提供ではないためタッグを組める可能性がある。彼女もわたしの活動に興味を持ってくれている。

 

さっそくお互いの活動の理解を深める時間を作ろうと意気投合した。

 

改めて思う。

 

思い立ったら即行動。思いだけではなにも生まれない。価値は活動から生まれる。

 

ここからの化学反応に期待したい。