死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

AI時代を勘違いしていた

以前、「AI時代の人間の役割」という記事を書いたが、考えを巡らせた結果、これは間違っていたことに気づいた。

 

結論、AIはひと昔前のPCみたいなものだ。


普通に稼げるようになるためには、普通に使いこなせるようになる必要がある。


AIはあくまでもツールだから、人間の役割は本質的には何も変わらない。


デジタルファイル生成を生業にしている人はAIを使いこなせないと生き残れなくなるのはたぶん間違いない。


そして、デジタルファイル生成を生業にしている人があまりにも多いから今世界が揺れてる。


デジタルファイル生成の仕事とは、わかりやすく言えばPCを使って資料や作品を作るすべての仕事。


計算はもちろん、作文、アプリ開発、各種デザイン・設計、画像や音楽や動画の作成・編集などなど。いわゆるホワイトカラーのほぼすべて。


一方、対人関係構築や現場仕事を生業にしている人は本質的には変わらない。


店舗の現場スタッフなどの営業職や現場の作業員、職人、物理的な作品を創造するアーティストなど。


もちろん、対人関係構築を生業にしている人でも、経営者であれば、データ分析などは不可欠なのでAIを活用できたり、できる人材を起用する必要がある。


私が以前の記事で主張していたのは、AIを使いこなそうとしないなら、対人関係構築の道しかないから人間性にかかってるよね、と言う話だった。

 

そもそも、ほとんどの人がPCを使って仕事していて、PCを使っている理由はデジタルファイル生成する必要があるからだ。


つまり、PCを使って仕事している人は、AIもPCを覚えるくらいの感覚で使えるようになった方がいいってことだ。


その昔、PCを使うことを後回しにした人の生産性は使う人と比較して圧倒的に劣ってしまったように、AIを使いこなす人と使わない人との間には生産性に圧倒的な差が生まれる。


それがAI時代にまず理解しておかないといけないことだ。

 

そして、「AI × AI」が生産性を指数関数的に上昇させる。

 

例えば、質問に答えてくれるAI「ChatGPT」で絵を描いてくれるAI「Midjourney」に指示をする適切なテキストを作成してもらうなどがあげられる。

 

というわけで本格的に、自分の仕事でも使えるところがないかしっかり考えてみることにする。

 

ちなみに、会社はこれまで人がやっていた英語ドキュメントの他言語翻訳にChatGPTを本格導入することを検討しているようだ。

 

日本支社でこれまでそれをやっていた人は兼務だったため、本業に集中できるようになる。もちろん、人間にしかできない他の業務を任される可能性は高いだろう。