死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

追い風と向かい風に対応するコツ 薄グリ編

昨日、有休を使って川角杯に参戦してきた。

 

64
63
62
61
62

 

珍しく5試合全勝で優勝できた。

 

もちろん優勝も嬉しいのだけど、もっと嬉しい大きな収穫があった。今回はそれをアウトプットしておく。

 

それは、追い風と向かい風でそれぞれパフォーマンスを落とさないコツがわかったことだ。

 

ちなみに、私はグリップが薄い。追い風向かい風の対応はグリップの厚さでだいぶ異なる。以下はあくまで私の場合だ。

 

この日はコートに対して縦に風速4〜5mある比較的風の強い日だった。

 

当然だが、風上で追い風の時と風下で向かい風の時とでは何かを変える必要がある。

 

私は風下の向かい風の時にボールを飛ばせなくなるため難しさを感じていたのだが、昨日それを克服できたのだ。

 

まずは、風上。追い風の時。

 

この時は相手のボールが想像している以上に失速する。そのため、自分が打つまでにボールを見るべき時間が長くなる。

 

そのため、すぐ打とうとせず、ボールをしっかり見て打つことを意識する。それ以外は普段とまったく意識を変えずに打てばいい。

 

強いて言えば、弾道は下手に上げるようなことはせず、しっかり前に打つ。もともと自分が一番好きな弾道で打てばいい。

 

普段から見ることは重視しているが、追い風の時はよりしっかり見る。基本はそれだけだった。

 

追い風の時の合言葉は「見て」だ。

 

次に、風下。向かい風の時だ。

 

これまでは、前述した通り、ボールを飛ばすことに難しさを感じていた。つまり、ボールが浅くなって相手にポジションを上げられ、押し込まれていたのだ。

 

この時考えていたのは、弾道を高くすることで深さを出すということ。しかし、グリップが薄く、基本厚い当たりとなる私の場合、弾道を高くするとたとえ向かい風でもアウトする気が拭えない。

 

そのためどうしてもスピンをかけてしまう。すると、風の影響を受けて結局浅くなるという悪循環に陥っていた。

 

頑張ってスイングしているのに浅くなる。疲弊するだけ。

 

正解は、真逆だった。

 

スピンをかけずに、どフラットで、前に打つ。つまり、弾道は低くてよかったのだ。

 

これが自分にハマった。元々一番好きなショットをのびのび打ち続ければいいだけだった。

 

ただし、ひとつ大事なコツがある。

 

それは、力任せに打たないということだ。

 

自分の打点にしっかり入って、打点のミート率を100%にすることを目指す。クリーンにかつどフラットでボールを捕えるから向かい風でも飛距離が出るのだ。

 

これを力任せにやろうとすると無駄に疲弊する上、ミート率が下がって結局飛ばない。浅くなる。

 

向かい風の時の合言葉は「ミート率」。これは、サーブもストロークも同じだ。

 

今日1日でこの完成形を見出し、ほぼマスターできた。

 

これは心強い。

 

今後の試合では、むしろ縦風が吹くことを願うほどだ。