死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

テニスにおける見る能力

昨日今日と雨の中テニスをした。

 

いずれもシングルスのサシ練という名のガチ試合だ。

 

そこで大きな収穫があったので書く。

 

両日ともゾーンとまでは行かないがフロー状態に突入できたのだ。

 

そして、私がそれを再現するための鍵が見る能力、見方にありそうなのだ。

 

私は試合になったら「見て、運動連鎖」と唱えながらそれらを意識するとパフォーマンスを最大化できる。

 

しかし、必ずしもフロー状態になれるわけではなかった(なれなくても、納得のいくパフォーマンスになることが多いが)。

 

今回の経験で、フロー状態になるステップがわかってきた。それは以下だ。

 

  1. まずは、ボールを見て運動連鎖を意識する(打ち急ぎのミスを減らすため、また運動連鎖を実践しやすい、流し打ちを多用する)
  2. 身体がほぐれてプレーを自動化できたら、運動連鎖は忘れ、ボールではなく、相手の動きと次に自分が打つショットの弾道イメージを見ることに集中する

 

私の場合、このステップを踏むとフロー状態になれる可能性が高まりそうだ。

 

特に、ステップ1とステップ2で見る内容が移り変わっていくという気づきが大きかった。

 

言い換えると以下だ。

 

ステップ1:
自分に意識を向け、打つこの瞬間「今を見る」

 

ステップ2:
相手に意識を向け、これから打つ「未来を見る」

 

ステップ2に進むタイミング:
身体がほぐれ、運動連鎖が完成し、プレーが自動化できた時

 

これまではステップ1のまま最後まで戦うことが少なくなかった。

 

つまりそれは、自分のことばかり考えている状態だ。これでは思うようにいかないこともでてくるのは当然だ。

 

相手に意識を向けて未来を見ることができれば、打ち合いを制しやすくなる。これも当然と言える。

 

次回、火曜の朝練でもこれを再現できるか確認する。