明日はいよいよ目標にしている大会。神奈川県選手権大会シングルス40才以上の1回戦だ。
もちろん目標は優勝。初参戦した昨年は3位で終わった。この大会はベスト4を3位という。
そして今年は、1回戦で例年の優勝者と対戦する。
仲間内では彼のことを「皇帝」と呼んでいる。それくらい他を圧倒する実力者だからだ。
これまで、彼のプレーを生で見てきたが、対戦するのは今回が初めてだ。自分がどれだけやれらるか楽しみでならない。
ワンチャンあるからなおさらだ。
その戦いに備えて、頭の中を整理する。
取り組むことはいつも通り、シンプルだ。
- リターンゲームは「見て、運動連鎖」
- サービスゲームは「運動連鎖、基本戦術」
それだけだ。
もちろん、朝のルーティンやチェンジコート時、セット間のルーティンもいつも通り実践する。
いつもやっていることを、変わらずいつも通り、淡々とやる。
少し詳しく書く。
見てとは、相手とボールをよく見るということだ。まずはボールを、ラリーのリズムに乗れてきたら相手を、よく見ながらプレーする。相手の心理を感じ取れるくらいだ。
運動連鎖とは、腕力ではなく、運動連鎖でヘッドスピードを上げるということ。最後にラケットヘッドが出てきてそれが走るイメージだ。
基本戦術とは、わかりやすく言うなら、同じコースにひたすら打ち続ける戦術。長く打ち合う戦術。
コースを変えるのは瞬間的に身体が反応した時だけだ。
見て、相手を感じ取れれば、ベストなタイミング、球種、コースを身体が勝手に選択してくれる。
その時、気持ち良いほどに美しく、ポイント奪取できる。
私は、考えすぎるとダメなタイプなのだ。
シンプルに、ひたむきに、いつもやっていることを、いつも通り、熱く、淡々と、やる。あとは、身体が勝手にやってくれるから。
もう一度書く。
- リターンゲームは「見て、運動連鎖」
- サービスゲームは「運動連鎖、基本戦術」
よし。
整った。