死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

打点の解像度をドゴォンと上げる

新しい世界観に気づき良さそうだったから書く。

 

仲間に誘われたから今日もテニスをした。これで年明け1月2日から4日連続のテニス。俺は幸せ者だ。持つべきものは友だ。

 

これまでの経験上、TwitterFacebookInstagramYouTubeを眺めている時間はほとんど無駄だ。LINEのテニス仲間からの誘いに答えている時間こそ幸せに直結してる。

 

LINEがリアルだ。

 

さて、今日はシングルスのサシ練。仲間の希望に応えマッチをした。しかも3セットマッチ。

 

なんだか久しぶりに本番さながらの試合勘を確認できて嬉しかった。結果もついてきたからなおさらだ。

 

とは言っても1stセットは散々だった。1-6。

 

最近注力しているサービスゲームの基本戦術とフラット&スライスサーブの打ち分けに取り組んでいた。

 

これが1stセットの敗因だ。自分は練習モードで試合をすると力を発揮できない。

 

正直に言うと、試合の時にもっとも重要なことを完全に忘れていた。なぜ人間はこんなに愚かな生き物なんだ。少しやらないだけで大切なことをすぐ忘れる。

 

自分にとって、試合でもっとも大切なことは「見る」だ。

 

それを思い出してからはミスを減らしていくことができた。

 

2ndセットは6-1、3rdセットは6-0。

 

(まぁ結果なんかどうでもいい。ここではそれを自慢したいわけではない。自慢したいのは、新たな世界観に気づけたことだ)

 

結果が示す通り、1stセットと2ndセット以降のパフォーマンスは雲泥の差だった。

 

集中するポイントが変わるだけで人はこんなにも変わるのだ。

 

ちなみに、試合後、そのテニス仲間から言われたことはもっともだった。

 

「1stセットの途中でそれに気づいて、いつものパフォーマンスに引き上げたいですよね」

 

まったくその通りだ。ワンセットまるまるひどいままというのは本番でやってはいけない。それをしていてはトーナメントを勝ち上がれない。

 

8ゲームマッチだったらなおさらだ。

 

話を戻す。

 

2ndセットからは見ることが足りていないことに気づいてそれを高めることでパフォーマンスを上げられた。

 

それにより、判断ミスを限りなくゼロに近づけられたのだ。

 

自分にとっては見る能力が想像以上に重要な要素であるという話はこれまでも書いてきた。

 

今回の新たな世界観というのは以下だ。

 

「相手と自分の打点の瞬間、ドゴォン、ドゴォンと瞬発的に解像度を上げる」

 

解像度を上げるとは、相手とボールとコートを見ることに集中するということだ。

 

相手と自分の打点の瞬間に見ることに集中し、時間を長く感じ取るのだ。

 

打点のタイミングだからそこにはリズムとテンポもある。それが「ドゴォン、ドゴォン」だ。

 

映画の表現のように、その瞬間瞬間が止まって見えるようなイメージ。ジョジョの奇妙な冒険の世界観。

 

試合中にこの見方ができるとフロー状態に入りやすいのかもしれない。

 

次回、再現できるかが楽しみでならない。