死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

サーブの前に相手を見ないという選択

年末年始は元旦以外テニスをしている。

 

普段はサシ練でシングルスばかりだが、この時期はどこかにお邪魔する感じになるためダブルスが多い。

 

今日は4人で3.5時間。よくやった。

 

ペアを組み替えてゲームを回すのだが、自分のテーマは今日もサーブだ。

 

サービスゲームの基本戦術とフラット&スライスサーブの打ち分けでキープ率を上げる。

 

まだまだスライスサーブが安定しないため納得いく結果を出せる回数は少なかった。

 

そんな中、サーブに関して新しいインプットがあったから書き留めておく。

 

今日のメンバーのひとりにダブルスを専門とするプレーヤーがいた。

 

自分を除く3人の中で1番上手く、対戦していて面白かった。

 

彼は1stサーブのイン率が高く、ボレーはもちろんリターンゲームでのネットの取り方も上手い。これぞダブラーというタイプ。

 

その彼から大きな学びがあったのだ。

 

彼は、サーブを打つためにポジションについてから打つまで、前(相手)を見ないのだ。

 

特に驚いたのは、それなのに明らかにサーブの球種とコースを打ち分けていたことだ。

 

これを見て少なからず衝撃を受けた。そして思った。

 

「これができれば、自分の『サーブを打つ直前で相手がポジションを変えると惑わされてフォルトする問題』を解決できる。

 

しかも、昨日気づいた『ボールをよく見た方がサーブを打ち分けられる』を実行しやすい」

 

さっそくやってみた。

 

面白い。打つ方向を見なくても、自分の立ち位置と手元のコートラインからだいたいのコースを打ち分けることができた。

 

これは、ポジションを変えてくる相手には有効だ。サーブの調子に応じて使い分けてもいい。

 

今後も必要に応じて採用していく。

 

とはいえ、これでサービスゲームのキープ率を飛躍的に上げることができたかといえば、そうではない。

 

それは、スライスサーブをたくさん打ち込んで、その完成度を上げていく以外ない。

 

まだまだこれからだ。