死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

競り勝つために

昨日はお世話になっているスクールのKコーチに久しぶりに勝つことができました。

 

厳密には途中で時間切れとなったのですが、勝ちと言える内容だったので勝ちとしておきます笑

 

ルールはデュースありでファイナルセットはスーパータイブレーク。

 

7-6(5) 4-2 時間切れ

 

勝ちと言いたい理由は、1stセットを競り勝てたことと、2ndセットも流れを掴んで4-0にできたことです。

 

その後2ゲーム連取されたのはいただけないですし、このままやってひっくり返る可能性もあることは否めませんが。

 

特に自分を褒めたいのは1stセットを競り勝てた点です。

 

先にブレイクを許し、その3ゲーム後にブレイクバック。タイブレークも先にミニブレイクを許したものの、最後にひっくり返すことができました。

 

この「競る」を真剣勝負の中でどれだけ経験してきたかはその選手の強さに大きく影響すると考えています。

 

今回は、この時の自分の心理状況などを振り返ることで、競り勝つために必要な自分なりの答えを言語化してみようと思います。

 

競り勝つためにもっとも重要なことは何か。この話はこれに尽きると思います。

 

それは「自分はこの競り合いに勝ち切れると信じてやまない強い気持ち」であると、私は自分の経験から確信しています。

 

それは、日々の努力の量が大きく影響すると考える人も多いと思います。しかし私はそうではないと考えています。

 

例えそれがハッタリでも、その時心の底からそう思えて、戦う力がみなぎっていれば、勝ち切れると考えています。

 

なぜなら、どれだけ努力していても、格上の相手というのは存在し、例えば、その相手にはいつも負けるという過去があれば、「やっぱり今回もダメかも」と弱気になるのが人間だからです。

 

弱気は、実際の努力の量で芽生えるのではなく、相手と自分を比較し、相手を格上と認めた時に芽生えます。

 

なので、競り勝つためには、弱気にならないノウハウを身につける必要があります。

 

この日の私はまさにそれで、一瞬「また負けるのか?」が頭をよぎりました。

 

しかし、その直後、私は自分に言い聞かせるように独り言を言っていました。

 

「いや、できる。俺ならできる。リズムと対話に集中しろ」

 

これを何度も言っていました。そして、最後までこれをやり切る事ができ、その結果、逆転で1stセットを勝ち切ることができました。

 

というわけでこれからも、試合中に少しでも弱気になったら、ハッタリでこれを実行し、再現してみせます。

 

それではまた!