死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

試合中の自分の状態を2つに分けて考える

今日の練習を終えて、頭の中を整理しておいた方がいいかもしれないと思ったことを書く。

 

試合中の状態には大きく分けると次の2つがある。

 

  1. 相手のボールに自分のプレーが合っていない状態
  2. 相手のボールに自分のプレーが合っている状態

 

余談だが、私は昔、後者を目指すことを「プレーを自動化する」と呼んでいたことがあったことを、今これを書いたことで思い出した。ちなみにこれを、「リズムを掴む」や「アジャストする」と言う人もいる。

 

さて、試合中、今の自分がどちらの状態にあるかは状況判断に影響するはずだ。

 

そして、私の場合、ほぼすべての試合が合っていない状態から始まる。

 

プロは戦ったことのある相手との再戦が少なくないが、アマチュアの私は初顔合わせの方が多いため、普通に考えればこれは当たり前だろう。

 

もちろん、ベテランにせよ一般にせよ、JOPの常連ともなれば再戦はよくあることだが、そもそも年にエントリーする大会数はプロと比較すれば圧倒的に少ないため、やはりアマチュアは初顔合わせの方が多いだろう。

 

それから、もうひとつ言えるのが、悔いの残る負け方をした試合のほぼすべてが、合っていない時間が長い試合ということだ。このまま負けて終わると本当に悔いが残るし、下手すると落ち込む。

 

だから試合序盤は、いかに早く相手のボールに自分のプレーを合わせるかが重要となる。それはすなわち、合っていない状態の時に何をするかが重要ということでもある。

 

いや、私の場合は、違うかもしれない。

 

私はこれまで、ここまで書いてきたことを頭の中で整理できていなかった。そのため、合っていないのに、合っている前提の状況判断をしていた自覚がある。そうやって自分で自分を苦しめてきた。

 

しかし今回、整理できた。

 

だからもしかしたら、これだけで大きく変わるかもしれない。

 

次の練習試合では、今はどっちの状態かを定期的に確認し、合っていない状態であれば、それを心するだけでいい気がする。後は脳と細胞が対応してくれる気がする。

 

いや、もちろん、合わせるためにポジションを変えたり、準備を早くしたりするわけだが、それらは頭で考えずに、感覚で対応できるようになりたいのだ。

 

なぜなら、頭で考えたいのは、配球イメージや相手の心理状況だからだ。自分のことにはできるだけ脳を使いたくない。

 

やってみなくてはわからないが、まずは、細かいことは考えず、今、相手のボールに自分のプレーが合っているか否かをしっかりおさえながら、最近手応えを感じている「イメージ重視のプレー」に集中する。