死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

セットアップからの2ndセットの難しさよ

昨日、「2ndセットの立ち上がりはいただけなかった」と書いた。

 

今回はこの原因と対策を言語化しておく。

 

自分は試合の立ち上がりが得意だ。これは自分の強みのひとつで、試合早々、相手にプレッシャーをかけることができる。

 

3セットマッチであれば1stセットを取ることは少なくない。

 

それこそ、62や61、ハマれば60で取ることもある。昨日は相手の不調も相まって60だった。

 

それでも、3セットマッチとなると安心できる理由はなにひとつない。なぜなら、2ndセットの立ち上がりにいつも苦戦するからだ。

 

それをわかっているからこそ、気を引き締めて臨む。それを克服するためのセット間のルーティンも決めている。

 

しかし、昨日は2ndセットのはじめのサービスゲームをブレイクされ03となったのだ。

 

原因は、次の2つと考えている。

 

  • セット間のルーティンを怠った
  • 体力不足

 

以前も書いたが、セット間のルーティンは以下だ。

 

  • ハムストリングをほぐす
  • シャツを着替える
  • 水分を補給する

 

ゲーム間はほぼ「無」となり、水分を補給するだけのことが多いが、セット間はそれだけではなくここまでやることで2ndセット立ち上がりのパフォーマンスを最大化できるとこれまでの経験から明らかとなっている。

 

自分は頭脳派ではなく感覚派なので、相手の得意不得意やそれに応じた戦術をあれこれ考えると逆に悪循環になるため考えないようにしている。

 

それらは、ボールを打ち合いながら感じ取り応じる感じだ。

 

話を戻す。

 

昨日はこの3つのルーティンのうち、シャツを着替えるを怠った。なんとなく、それをやらずにコートに入ってしまった。

 

こらはわかりやすく言えば「練習だからいいか」といった、甘さから出た悪い判断だった。

 

1stセットの立ち上がりは関西オープンの一回戦を想像し、緊張感を高めて入れていた。

 

しかし、2ndセットの入りではそういった意識が抜けたなと今振り返り思う。

 

結局、03のチェンジコートで流れを変えなくてはとシャツを着替えてからプレーが戻る。

 

13でブレイクバック、44で再度ブレイクし、2ndセットも64で制した。

 

ただ、本当にセット間にシャツを着替えていれば2ndセットの初めから良いプレーをできていたのか?という疑念もある。

 

それがふたつ目の理由に「体力不足」をあげる理由だ。

 

2ndセットの立ち上がり、明らかに踏ん張りが効いていなかった。運動強度が落ちたのだ。

 

気持ちは引き締めているにも関わらずだ。

 

もっと具体的に言うと、腹圧を高めきれていないことに気づき、それがわかっているのに強度を高められなかった。

 

気持ちの問題と考えることもできる。現に、シャツを着替えて戻せたからだ。

 

けど、それまでの3ゲームはわかっていてもできなかった。

 

これが意味しているのは、体力不足だろう。あの3ゲームの間は、気持ちに身体がついてこれなくなっていたのだから。

 

さて、この対策を考える時、「今ある体力を3セット戦い切れるようにうまく配分する」という方針も考えられる。

 

わかりやすく言えば、1stセットを飛ばしすぎないということだ。

 

しかし、1stセットからしっかり運動強度を高めて戦えるのは強みだ。だからからここを緩めるべきではないと考えている。

 

選手なら、今あるエンジンを大きくすることを考えるべきだ。まだまだ強くなれるのだから。体力不足を解消する。

 

対策は、シンプルだ。

 

練習時のガチ試合でも、ルーティンを徹底し、体力不足を解消するために、走る。

 

というわけで、昨日のテニスの後、体力が残っていたので早速ランを実行した。

 

生きてる間に生まれ変わる。