死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

練習の前にまずガチ試合のすすめ

プロは試合当日に練習をする環境があるが、私は試合当日に練習をする環境を持ち合わせていない。

 

だから試合当日は、コートに入る前の準備運動と試合直前のサーブ4本または5分アップでいきなり真剣勝負に臨むことになる。

 

だからこそ、試合序盤にどうやって自分のパフォーマンスを最大化していくかが勝敗の鍵を握ることが少なくない。

 

だから、私は2時間の練習を必ずサシ練とし、必ずガチ試合から始める。長くても15分ほどのアップをしてすぐ試合だ。

 

試合のルールは次の大会のルールを採用することが多いが1セットマッチ以上のルールでやる。

 

ベテランJOPの大会に出るようになってからは3セットマッチとすることも少なくない。その時は時間内に終わらないこともあるが。

 

だから、練習の日も朝から試合モード。練習の日の朝のルーティンと試合の日の朝のルーティンは同じだ。

 

イチロー選手やダルビッシュ選手がWBCの直前に話していた通り、試合はそういった意味で「いつもと同じようにやるだけ」だ。

 

ガチ試合が終わって残った時間はラリー練習をする。その時の練習の質の方が先にやる練習の質より高いとも感じている。

 

というのも、一般的に試合よりラリー練習の方が疲れる。

 

ただでさえ試合で体が疲れているところにその練習で追い討ちをかけるのだが、それがとても有意義なのだ。

 

逆に自分の場合、練習をしてから試合をすると調子が狂うようになってしまった。

 

練習だと思うと緊張感のないままプレーしてしまう。30分もすると練習モードが発動してしまい、それが一度発動するとなかなか試合モードに変えられなくなるのだ。

 

この問題は今後ハックしていく。

 

おそらく、練習も緊張感を演出して試合モードでやるのが自分の場合の最適解なのだろうとは思っている。