グリップを変えるのをやめた。
最近いろいろ試している。そのひとつがフォアハンドストロークのグリップを少し厚くするだ。
その目的は、スピン量を増やして平均弾道を少し上げること。
だったが、今日のテニスで変えないことに決めた。
理由はふたつある。
ひとつ目は、運動連鎖を完成させれば腕の力みを解消でき、可動域が広がることでスピン量を増やすことができることに気づいたからだ。
トップスピナーになりたい訳ではないのでそれで十分だった。
運動連鎖は私にとって一石二鳥、いや三鳥の技術。これを極めればかなり強くなれる。
ふたつ目は、よく考えたらもともとのフォアハンドストロークのグリップとバックハンドスライスのグリップが同じことに気づいたからだ。
バックハンドスライスの活かし方を理解しはじめたのは最近で、これには手応えを感じていたし、まだまだ極めしろがある。
この気づきにより、より一層、ワングリップでフォアもバックスライスも極めていこうと思えた。
さて、いろいろ試すのはいいことだが、それが多すぎると混乱していく。
現に頭が整理できず混乱することがあったのだが、今日のテニスで整理できた。
ここから数ヶ月は、今まで通り引き続き運動連鎖を極めつつ、ポジションによる緩急の習得に注力する。
リスクを取らない戦術も頭の片隅に入れておきながら。