試合本番では、感情の起伏を比較的一定に保てている方だとは思っている。
感情の波は、ゼロではないが、小さい。
ただそれは、意図的にそうしているだけで、もともとの性格は感情的になりやすい。
そのため、ロボットのようにはなりきれていない。
しかし今、ロボットレベルを目指すと決めた。
特に、打ち合っている間の感情を一定に保つ。
試合単位やセット単位、ゲーム単位、ポイント単位ではなく、ショット単位の感情の波を一定に保つというのが自分の課題だ。
ベースは熱くていいと考えている。
自分は打つ時に声が出るくらいの方が良いパフォーマンスを発揮できるし、その方が自分らしさ、自分の強みを発揮しやすい。
今は、熱いがラリー中のショットひとつひとつに感情の波があると感じている。
そして、それがミスの原因のひとつとも考えている。
例えば良いショットを打ち、それが返ってきた次のショットで「もっと厳しく!」となってミスすることがある。
そうなると視野も狭くなり、悪循環の元となる。それをなくす。
イメージはナダルだ。
熱く、一定に。マシンになる。
実はそれが、神奈川県選手権一回戦、例年の優勝者に勝つための鍵だと考えている。
感情を一定に保ち、熱く、永遠と、打ち合う。