死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

ジョコビッチが圧倒的にやっていたこと

下記の動画がすごく示唆に富んでいた。

 

ATPトッププロの公式動画でコートレベルのカメラだから見えてくる世界が通常のカメラとだいぶ違う。

 

この動画の手前でプレーしている選手は、デミノー、西岡、ナダル、ムセッティ、オジェ、ルネ、アルカラス、ジョコビッチ、チチパス。

 

 

特に驚いたのは、ジョコビッチが圧倒的にやっている「あること」の早さだ。

 

見るからにジョコビッチは、それを強く意識してやってる。

 

それが以下。

 

「打った直後に相手を見ながら素早く戻る」

 

ポイントは「打った直後」に「間髪入れずに」やっている感じだ。そこには明らかな意識の差がある。

 

ルネとアルカラスも早いが、このふたりの打ち合いはそもそも超高速なのでふたりは自然とそれをやっている感じ。

 

しかしジョコビッチは、誰が相手でも打った直後に「見て情報を仕入れて次のプレーをイメージすること」に注力している(ように見える)。

 

他の選手は自分が打ったボールの余韻に浸っていたり、見ている時間が0.1〜0.2秒くらい長い。

 

ジョコビッチにはその間がない。

 

そして、最近、自分がテニスをしていてもその重要性を理解できた。

 

いかに早く相手を見て、いかに万全の体勢でスプリットステップを踏めるか。これがミスの数に大きく影響する。