死ぬとき笑う

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2歳児の「なんで?」に答えない親は重罪

今、小さなカフェにいます。自家製ドーナツ専門店。

 

店内には私ともう1組だけ。2歳児と思われる男の子とそのお母さん。

 

そのお子さんはゆっくり、だけどたくさんお話をしています。

 

一番良く出てくるセリフがこれです。

 

「なんでなのぉ?」

 

例えば実際にこんなことを言っていました。

 

「なんでママはそっちに座ってるのぉ?」

「なんでママ食べないのぉ?」

「雨降ってきたぁ。なんでぇ?」

 

可愛いなーと思うと同時に、やっぱり人間という生き物は、生まれた時から論理的な思考力を身につける術を備えてきてるんだなぁと、改めて感心しました。

 

ところがです、残念なことに、その子の質問に対して、そのお母さんはなにひとつ答えていませんでした。

 

お母さんに悪気はありません。そう聞かれた後、返事をしていることもあります。

 

ただ、質問とはまったく関係のない、自分の話したいことを返しているんです。

 

「なんでママはそっちに座ってるのぉ?」

母「ん?あーねぇ見て、このドーナツ美味しそうだね」

 

「なんでママ食べないのぉ?」

母「ん?どお?美味しい?」

 

「雨降ってきたぁ。なんでぇ?」

母「ホントだ。強くなる前に急いで帰らなきゃね」

 

これは、質問した側からすると、無視に等しいのですが、そうなってしまっていることにお母さんは気づいていません。

 

これでは、その子の論理的な思考力は育ちません。

 

疑問を持っても、なかったことにするようになるでしょう。そしていずれ、何かに関心を持つことさえもなくなります。

 

つまり、好奇心が失われていきます。

 

子どもの「なんで?」に答えない親の罪は重いと私は考えています。その子が失うものが大きすぎるからです。

 

論理的な思考力を育てずに、好奇心まで奪っているわけですから、それは重罪です。

 

もっと言えば、コミュニケーション能力を育てるチャンスさえも無駄にしていることになります。

 

我が子と、人として当たり前で普通のコミュニケーションを取ることはしてあげてほしいなと、こういう親子を見ると思います。

 

まずは、質問に答える。それは、会話の基本です。わからなければ、一緒に考えればいいだけです。

 

2歳児は、その会話からどんどん知識を増やしていくので。

 

それではまた!