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腹圧と股関節の使い方が本当に重要。そして私の場合、お尻の筋肉をもっと使えた方がいい。
これを知ったのは今から2年ほど前、腰痛でテニスができなくなり、横浜市スポーツ医科学センターに通うようになってからです。
それから数ヶ月の間、理学療法士の先生に運動指導を受けてきました。
教えていただいたことを自分なりにテニスに応用し、大きな効果を実感して驚くという経験をしました。
例えばリターンでは、軸が安定したことで、スイングがコンパクトなわりに、相手のボールの勢いを利用した力強いボールを打ち返すことができるようになりました。
お尻の筋肉については、今でも上手く使えていない気がしています。
例えば、片足でスクワットしたときに、太ももばかりに負担がかかっているようだとそれは正しくありません。
多くの場合、姿勢が正しくないが故にそうなります。
これに気づいた当初、私は片足スクワットをする際、上体を前傾した方がお尻を使えると感じていました。
この姿勢を前述のリターンの時の構えに応用します。
それは、まさにこのティエム選手の構えです。
ジョコビッチ選手もこのイメージが強いですよね。
それ以降、この前傾角度を信じ続けてきました。
しかし、これが最近変わりました。
もう少し上体を起こした方が無駄がないように感じたんです。その上、その方がお尻の筋肉を使えているように感じました。
ボールにもより楽にパワーを与えることができます。
具体的な違いは以下です。
これまで:
踵の先よりお尻の先がほんの少し後方にあるくらい股関節を深く屈して前傾
今:
踵の真上にお尻があり股関節を軽く屈した程度の前傾
今の私はこれくらいが無駄がなくて良さそうです。
それではまた!