昨日「勝てる選手は皆シコラー説」と投稿しました。
触れたボールは全部返せ、最悪相手にチャンスボールを与えてもいいから、そう書きました。
すると次の疑問が生まれます。
「ただ返すだけとなれば結局相手に攻め込まれてやられる。ディフェンスショットも深くコントロールする(または、一発逆転を狙う)必要がある。だからそれがミスとなるのは悪くない」
これ、本当にそうでしょうか?
試合に勝つことを目的とした場合、私は「すべてのミスは悪い」と考えています。
今回はその理由を説明します。
さて、失点の仕方には次の2つがあります。
- 自分のミス(触れたけど返球できなかった)
- 相手のエースとウィナー (触れなかった)
そして、1より2の方が10倍優れています。わかりやすく言い切ってしまえば、「相手からウィナー はいくらくらってもいいから自分のミスは減らせ」となります。
なぜなら、2の方が相手を苦労させてるからです。一回多く打たせています。
それは「ウィナー にしないと返ってくる」というプレッシャーを与えられているということです。
逆に1の自分のミスは相手を楽させているということです。
相手の嫌がることをするのがテニスのはずです。
どんなミスでも、ミスは相手が喜ぶこと。
だから、最後はチャンスボールを与えてしまった方が、ミスするよりはマシなのです。
と自分に言い聞かる。
それではまた!