死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

またサーブの感覚が変わった

9月の連休は毎日のように壁打ちでサーブを打ち込んでいます。

 

理由は、その改善こそが勝率アップに大きく貢献すると考えているからです。

 

私の身長は187cmなので、私がサーブに自信を持ったらかなり強いベテラン選手になれます。

 

と言ってもビッグサーバーになるつもりはありません。

 

求めているのは、サーブでポイントを取れるだけの自信ではなく、サーブを安定させてサービスゲームを優位に進められる自信です。

 

あくまでも、サーブとストロークでポイントを取りに行きます。もちろん最後はボレー、さらにはスマッシュまで駆使する前提です。

 

ベテランの世界は簡単にポイントが取れる世界ではないので。

 

さて、今日の気づきを書き留めておきます。

 

先日の投稿で、サーブはあえてフォームを意識すると書きました。

 

具体的には、トスアップ時、気持ち胸を張るように、利き手側(私の場合、右)の肘の位置を打つ方向と正反対の方向に上げるイメージと書きました。

 

そうすることで、自ずと身体の反動を使えるので力まず打てる理想的なサーブに近づきました。

 

ただ、本当はフォームを意識したくありません。試合で考えるべきことはもっと他にあるからです。

 

そして今日は、フォームを意識する必要はないという結論に至りました。

 

ここからはかなりマニアックな話になります。

 

今日の打ち込みで、右肘の位置を意識しないといけなかった理由がわかりました。

 

デュースサイドとアドバンテージサイドで、打つ方向に対する体の向きが違ったからです。

 

わかりやすく言えば、打つたびに土台の向きが変わっていたということです。

 

そのため、打つ方向に対する右肘の位置も毎回変わっていました。

 

だから、打つたびに打つ方向の真逆の位置に右肘を上げることを意識する必要があったということです。

 

つまり、土台の向きを毎回打つ方向に対して一定にできれば、右肘の位置は気にしなくてすみます。

 

そこで、どちらのサイドから打つ時も、毎回、打つ方向に対して一定の向きを作る方法を明確化しました。

 

そうすることで、確かに右肘の位置を意識する必要がなくなったことを確認できました。

 

これで、フォームを意識する必要がなくなります。

 

具体的には、打つ前のリラックスした自然なレディーポジションで左手の手の甲が向いている方向を打つ方向に合わせます。

 

それは、真横を向くということですが、「真横」という意識だけだと曖昧なため、私はその判断基準に左手の甲の向きを採用しました。

 

ただ、これで完成とはいきませんでした。もうひとつ問題が発生します。

 

向きを一定にしたにも関わらず、デュースサイドから打つ時はめちゃくちゃしっくりくるのに、アドバンテージサイドから打つ時はそこまでしっくりこなかったんです。

 

次にこの原因を自己分析することにしました。

 

ただ、土台の向きが一定にできているのでこの原因はすぐにわかりました。

 

サイドによってトスしたボールの上がる方向が変わっていたんです。

 

土台の向きが一定になったにも関わらず、デュースサイドからはコートの左に向かって打つという事実に釣られてトスが左方向に、アドバンテージサイドからは同様に右方向に、トスが流れていたんです。

 

デュースサイドの方がしっくりきているのでそのトスを分析します。

 

すると、トスを上げたそのボールが左肩に落ちてきていることがわかりました。

 

アドバンテージサイドのトスはそうなっていませんでした。右方向に抜けていました。

 

そこで、アドバンテージサイドから打つ時も、ボールが左肩に落ちてくるようにトスアップしたところしっくりきました。

 

これにより、かなり楽に、理想的なサーブが打てるようになりました。

 

前回の気づきと合わせて、今一度、ポイントをまとめます。

 

  • 相手の心理を踏まえてネットの白帯上の一点に狙いを定める
  • 体の向きを正して(打つ方向に自然体のレディーポジションの左手の甲の向きを合わせて)ボールが左肩に落ちてくるようにトスアップする
  • 長年身体が覚えてきたありのままのフォームをそのまま採用し自然発生する運動連鎖に委ねて伸び伸びスイングする
  • 狙って打ったボールを見届けるようにしながら相手を見る

 

まだまだ打ち込みは必要です。

 

考えなくても毎回こうなるようにしなくては、試合のプレッシャーのかかる場面で理想的なサーブを相手コートに叩き込むことはできません。

 

そもそも、試合の時にこんなことを考えていては勝てません。

 

試合の時は「(スプリットステップをしながら)相手見てしつこく打って逆を突く」に集中します。

 

それではまた!