死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

テニスコートで練習しない理由

9月のふたつの3連休は雨ばかりということもあり、コートでテニスができたのは1回でした。

 

それでも、壁打ちには6回行きました。

 

近くに壁打ちできる環境があることには感謝しかありません。

 

さて、今回は最近の私の活動内容からの気づきについてです。

 

私は、自分が主催する練習では、サシ練、1面2名の1対1の練習しかやりません。

 

しかも、それは練習ではなく、ほとんどの時間がガチ試合です。アップを10分程度やってすぐ試合です。

 

たまに課題克服のための練習をすることもありますが、それも超集中して10分だけやる程度であとはガチ試合。

 

テニスオフやテニスベアで誰かが主催する練習を探す時も、サシのシングルス練習で試合をするものを探します。

 

つまり、テニスコートでは試合しかしていません。

 

で、練習はどこでするのかというと、壁打ちです。

 

最近、壁打ちを頻繁に行くようになり、これがとても効率いいことがわかりました。

 

壁打ちで技術や感覚を磨き、
オンコートで心や戦術、試合勘を磨き、
オフコートで体を磨く。

 

それはすべて、公式トーナメントのガチ試合で勝つためです。

 

ちなみに、私の住むマンションには100mの坂道があるのでそこが格好のトレーニング会場となっています。

 

サラリーマンテニスプレーヤーで公式トーナメント優勝を目指すレベルのガチ勢なら、住むところは選びたいですね(ガチ勢が環境を言い訳にすることはないと思いますが)。

 

あ、それから、ここまで書いて思いました。

 

全日本ベテラン選手たちの練習にお邪魔する時は例外です。

 

彼らは2時間みっちり超集中モードでガチ練習しています。主にラリー系の練習です。1面で3〜5人で。

 

これは当然私にとって刺激的で、超充実した時間となっています。

 

彼らが練習をする理由は、試合慣れしているからと私は考えています。

 

ここで言う試合慣れを言い換えると、試合本番での調子の波の振れ幅が小さいということと、自分の得意パターンや勝ち方がわかっているということです。

 

その背景には、学生時代や今現在の試合本番の経験知があります。

 

トーナメントは、毎回1R負けの人よりも毎回2R負けの人の方が試合経験を2倍積めるという性質があります。

 

私と彼らの一番大きな差は試合慣れしているか否かだと考えています。

 

だから彼らは技術や体を磨くことを重視し、私は心や試合勘を磨くことを重視しています。

 

それではまた!