昨日おとといと、久しぶりに良いプレーができたと書きました。
その理由は「相手を見る」と「ボールの軌道を上げる」を実践し、ミスを減らせたことです。
実はその日の収穫は多く、もうひとつ、少しわかったことがありました。
それは、コースを変えるタイミングです。
これは、ミスを減らせるようになり、長い打ち合いができるようになった時に初めて理解できることです。
例えば、相手のバック側に集めて、どのタイミングでフォア側にコースを変えるか。
あるいは、クロスを主体にして、どのタイミングでストレートにコースを変えるか。
これが少しわかりました。
私はこれまで、気分で打っていました。打ちたい時に打ちたい方に打っていました。しかも頻繁に変えていました。
バカだったんです。
頻繁に変えていては技術的に難しい上、相手の逆を突いたり、相手を大きく走らせることができないのは明らかです。
自分がすぐにミスをするから決め急いでいたというのもあります。
しかし、ミスを減らすヒントを得られたので、このバカは卒業します。
しつこく打って意識付けし、それを利用します。
ナダル選手も書籍「ラファエル・ナダル 自伝」の中で言っています。
「忍耐力とは難解な言葉だ。忍耐とは、肉体を酷使して戦い続け、絶対に諦めず、良いことも悪いこともーー良いショットも悪いショットも、幸運も不幸もーー、行く手を立ちはだかる心を乱すすべてに耐えることだ。集中し、各瞬間にやらねばならないことを一心不乱にやる。ロジャーのバックハンドに20回ボールを打たなければならないのなら、19回ではなく、20回打つ。ウィナーを打てるまでにラリーを10回も12回も15回も続ける必要があるのなら、じっと待つ。ウィニングショットを打てるチャンスが来る。成功する確率は70パーセント。しかし、あと5回我慢してショットを続ければ、確率は85パーセントに上がる。だから、注意深く、我慢強くチャンスを待つ。焦ってはいけない。」
この意味を、初めて今回の経験から理解できました。
それではまた!