「自分のことは自分でやる」
これは私が息子によく言うセリフで、私の育児の基本スタンスです。
いつも唐突ですが、ふとそう思ったので自分の頭を整理するために言語化してみます。
これをもう少し正確に表現すると以下です。
「自分で考える余地を与え、自分のことは自分で考えさせて、自分でやらせる(失敗大歓迎)」
理由は「育児のゴールは、子どもの意志を育て自律を促すこと」と考えているからです。
それを目指す場合、この基本スタンスが最高のソリューション(解決策)と考えています。
それがなぜかは説明する必要はないと思います。
周りの大人がすべて先回りして、手取り足取りなんでもやってくれる環境で育った子どもが意志のある自律した人間になるわけがありません。
実は、私の妻は過保護まではいきませんが、割と手を掛けてしまう方なので、私は極端にそう接しているというのもあります。
ちなみに、ジュニアたちにテニスコーチをする時もこのスタンスがベースです。
「考え方とか取り組み方は教えるけど、具体的なことは自分で見つけてね」
という感じ。
これも、テニスが強くなることより、子どもたちの意志を育て、自律を促すことの方が重要と考えているからです。
逆にいうと、その人間としてのベースがないと、本当の意味で強くはなれないと考えています。それなしに強くなってもいずれプロの道が断たれて路頭に迷うだけ。
逆に、そのベースがある子には、具体的なことをアドバイスすることがあります。そういう子は、言われたことを自分で消化してすべて自分の糧にできるからです。
あ、来週のジュニアスクールのコーチをする時は「学習や習得は、インプットとアウトプットを繰り返すと加速する。インプットは情報からだけでなく、どちらかというと経験から集めることを重視した方が加速する」という話をしよう。
いや、話が長くなりすぎるな。
来週は前半の話だけにして、後半は再来週伝えよう。
それではまた!