死ぬとき笑う

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腹圧とは?腹圧が運動効率を高める

前日の投稿で走り込みを習慣化すると宣言し、さっそく走って気づいたことがあったのでアウトプットしておきます。

 

実はまだ左足の内転筋には違和感があります。

 

もうこれは直るのを待っていてはいつまでたっても前に進めないので、「with コロナ」ならぬ「with 違和感」で活動を活発化していくことに決めました。

 

とはいっても、走り込みなどを増やして悪化させることだけは絶対に避けなくてはいけません。

 

なので、常にからだかと対話しながら、それでも全力を出せるようにしています。

 

限界に近づき、限界を超えるような活動をしないと、私の場合は「心が弱くなる」ことがわかったからです。

 

さて、その走り込み=坂道ダッシュをやりました。

 

朝起きると、いつものように内転筋に違和感がありました。毎朝ほぐしや動的ストレッチ、軽いトレーニングをしてその違和感を取り除きます。

 

そして、坂道ランからの坂道ダッシュへ。100mを3本。

 

違和感は出ませんでした。

 

わかったんです。

 

腹圧をしっかり高め続けて走れば、正しい姿勢が保たれ、内転筋への負担が大きく軽減されることが。

 

いや、これは以前からわかっていたことなのですが、久しぶりに坂道ダッシュをして、自分のカラダと向き合ったことで、改めて感じ取ることができ、感動したので、アウトプットしておこうと思いました。

 

ちなみに、少しでも腹圧が抜けるとダメでした。それくらい腹圧と姿勢は運動効率に大きな影響を与えているということだと思います。

 

最後に、腹圧とは何か、そして腹圧の高め方を説明しておきます。

 

少し腰を落とし、鼻から息を吸い、フーッと口から細く息を吐きます。吐きながらお臍(へそ)を背中に近づけていきます。

 

これが腹圧が高められている状態です。

 

骨盤が正しい角度で安定し、軸のぶれなどが起こりにくくなります。

 

慣れてくると息を吸っている時も維持できるようになります。

 

次の簡単なテストで腹圧の効果を実感できます。

 

中腰で骨盤を気持ち前傾させながら軸を立てて、息を吐いて腹圧を高めながら、膝を肩の高さまで待ち上げ、上体(胸から上)を固めながら激しく繰り返し左右に捻り戻します。

 

その時、「軸がブレづらくなった!」と思えたら腹圧が高められている証拠です。

 

テニスではボールを打つ時に声を出す選手がいますが、その目的は気持ちを込めることではなく、腹圧を高め軸ブレをなくすことで、ボールの出力を上げることです。

 

さらに、これが理解できると、スプリットステップの時も息を吐いた方がいいということがわかります。

 

軸ブレがなくなる分、一歩目がより速く、そしてより強く出るようになります。

 

ロシアのルブレフ選手の練習動画を観るとスプリットステップの時にも息を吐いていることがわかります。

 

 

参考にしてみてください。

 

それではまた!