死ぬとき笑う

だから、自分に正直に、自分のために。

イメージと動きのギャップを埋める

イメージと動きのギャップを埋められた時にはじめて、イメージしただけでできるようになる。

 

今、いくらイメージしてもできないのは、そのイメージにフィジカルが追いついていないから。

 

若い頃の私は、結構器用なプレーヤーだったんです。母にもよく「あなたは人の特徴を捉えて真似するのが得意よね」と言われるほど、観たものを雰囲気で真似できたので「フォームが綺麗」ともよく言われていました。

 

今思い返してみると、若い頃は「良いプレーのイメージ」が意識しなくても湧いてきていたんです。

 

そして、それを出来ると信じ切っていました。半ばハッタリですが出来ていたんです。

 

それは、プロのプレーを子供の頃からテレビでよく観ていたからイメージがあっのと、若さゆえの動きのキレがあったからです。

 

イメージすればできたんです。

 

ところが、大人になるにつれて徐々に「イメージ」ではなく「理屈」で取り組むようになります。

 

私の場合、30代後半に一度「向上心を持ってテニスをするのをやめる」と決めた時期があり、その5年後、紆余曲折ありこれまでにないほどガチモードになってテニスコートに戻ったのですが、その頃にはすっかり頭でっかちで頭の硬い不器用なオジサンになっていました。

 

そして今、その理由がわかりました。

 

イメージに動きが合っていないからです。

 

いや、若かりし頃のキレキレの動きは求めていないんです。それが出来ないことはとうの昔に理解していました。

 

それでも、今のベテラン大会優勝という目標達成に必要なレベルのプレーは求めますし、イメージしてしまいます。

 

それに、動きが追いついていない。

 

だから、追い付かせるために、脳みそで一生懸命指令を出すんです。「もっとこうしろ!だからできないんだ!」それが理屈っぽくなる理由です。

 

ところが、そもそもフィジカルが追いついていないということに気づいていない。いや、フィジカルが足りないとは思っているのですが、それがイメージしただけでは上手く行かない理由であることに気づいていなかったということです。

 

それに今、この記事を書き始めたことで、気づくことができました。

 

だから、イメージするだでできる自分に戻れることを楽しみにしながら、フィジカル強化に取り組んでいこうと思います。

 

それではまた!