一昨日、テニスの団体戦、小田原リーグにダブルス2とシングルス1として参戦してきました。
D2:67(6) 62 4-10
S1:61 60
チームは無事、6勝3敗で勝利しました。
ダブルスは負けてしまいましたが、自分のテニスは久しぶりにとても良かったので気持ちよく帰ってきて息子に報告しました。
私「今日のパパの嬉しかった話聞いて!試合があったんだけど、久しぶりにパパのプレーがめちゃくちゃ良かったの!それがなぜかというと、ラケットを変えたの!」
妻「また買ったの?」
あれ、妻が先に反応しちゃった。しかもそこかー。
私「いやいやいや、それがそうじゃなくて、前のラケットに戻したの。そしたらパパめちゃくちゃ強くなった」
妻「それ実力じゃないじゃん」
私「そうなの、ラケットがすごかったの!」
息子「そうなんだ」
あれ?ラケットがすごかった話になっちゃってるじゃん。
まぁ、けど、そうか。
というわけでラケットを変えました。
変更前:ブリヂストン X-BLADE BX305
変更後:ブリヂストン X-BLADE BX300
今回はこの経験からわかったラケットにまつわる学びを書き留めておきます。
今回の経験の最大の学びは「硬いラケットの方が私にマッチしやすい」です。
ラケットの硬さがプレーにどう影響するのか、今回はじめて深く考えました。ここからの内容はあくまでも私の経験知なので参考程度にしてください。
実はブリヂストンX-BLADE BXシリーズは硬さがだいぶ違うんです。特に305と300は差が大きいのではないかと想像しています。300の方が硬いんです。
スイングしていてもそれは明らかで、305はしなりを感じますが300は感じません。
ただ私はこれまで、しなるしならないは好みで選ぶものとしか考えていませんでした。どっちを選んでもボールを狙い通りコントロールできるようになる。狙えないのは自分の技術の問題だと。
ところが、これまでボールが狙い通り行っていなかったのはラケットの硬さが私のスタイルにマッチしていなかったからだったんです。
ラケットを305にしてからはずっとピンポイントで狙うことができないままだったのですが、それが今の実力と考えていたため、これまでずっと狙えない前提で戦ってきました。
しかし、いつまでも狙えるようにならない。その理由は私とラケットのミスマッチにありました。
私はもともとスピン系ではなく、フラットドライブ系で、背も高いので跳ねてくるボールを上から抑え込んで打つことも少なくありません。
その場合、振ったラケットは素直に出てきてほしいし、インパクトと同時にラケットヘッドを真っ直ぐ前へ走らせて厚いあたりで「ガシュ」っとボールを潰せた方がいいんです。
ところが、305を使っている時は、しなる分ラケットが遅れて出てくる上にインパクト後にボールの重さに負けてラケットヘッドが走ってくれないために狙ったところからだいぶブレていたと考えられます。
それに気づいた時、すべてが腑に落ちました。回転がかからない理由も同じです。
300に変えて出た一昨日の試合では見事にこれらすべてが改善されました。
イメージ通りのタイミングでラケットが出てきてくれて、狙ったところにイメージ通りのボールが飛んで行ってくれて、回転もかけたい時にかけられました。
回転については特にサーブが顕著でした。
ボールの軌道がこれまでどうやっても直線的になっていたのが「ギュン」としっかり落ちてくれるのでネットより高い位置に迷わず打ち込むことができました。
その結果ダブルフォルトも激減。もうこれが嬉しくて嬉しくて。
そしてもうひとつ、300に変えて感じたメリットがありました。
それが「楽」です。
305は一生懸命ラケットを振らないと、それこそフルスイングしないと、良いボールにならなかったのでめちゃくちゃ疲れていたんです。
ところが300はラケットがパワーを持っているのでアシストしてくれるんです。
下半身さえ頑張って打点に入れれば、上半身は力まなくても打ち返せるので、長い時間冷静にプレーできます。
3セットマッチのダブルスとシングルスを1日に1試合ずつしてもまだ元気。
これはもう感動するレベルでした。
今回ラケットを戻したことで、悩んでいたことの8割が解決したと言っても過言ではありません。
少し前に「自分史上最強!再び」という投稿をしてから実は一度自信を失いかけていましたが、このラケットの最適化によって一気に前進することができました。
その証拠に、今日の朝練時の全日本ベテラン本戦出場選手との3セットマッチの結果は以下でした。
46 43 時間切れ
内容もとても良く、大きな成長を感じることができました。
というわけで個人戦でも結果を出します。
それではまた!