一昨日「試合の緊張に慣れる」という投稿をしました。
それを書きながら「あ、そういえば彼はこんなことも言っていたな」と思い出したことがあったので、今日はそれについつ書きたいと思います。
それは、日本リーグ選手で山喜所属の小暮友貴選手とTwitterのスペースで会話させていただいた時のことです。
その時彼が話していたことで印象に残ったことがふたつあったのですが、その内のひとつが一昨日の投稿の内容に通じる話でした。
彼は確かこんなふうに言っていたと思います。
「本番の試合が特別なものになっていたら勝てない」
おっしゃる通りと思いました。
これについては一昨日の投稿で書いたので、今日はその時小暮選手が話していたもうひとつの話を紹介します。
それがこちらです。
「トップを目指してるからトップ選手たちと練習する。それが一番早い」
こうやって言われると「当たり前じゃん。それがいいに決まってる」と思いますが、実際にこれに気づいてやっている人はわずかというのが実際のところだと思います。
このベースとなる考えは「試合に慣れる」と同じと解釈しています。
目指しているレベルが明確なら、そのレベルを肌で感じ、知る必要があります。
そして、小暮選手の場合であれば、トップ選手のボールに「慣れる」必要があります。
経験を通して、その世界を知り、その経験を繰り返し続けて、慣れる。それが目標達成までの最短距離。
間違いありません。
経験しないと解像度は上がらないし、繰り返し経験しないと慣れない(=できるようにならない)。
これがこの世の原理原則です。これ以外の方法はありません。
それを理解できれば、あとは行動するだけです。
私の目標は、神奈川県選手権年齢別優勝です。直近の優勝者は連覇しているその年代では国内トップレベルの選手です。
神奈川県選手権年齢別優勝は全日本ベテラン優勝と同じくらい難しい目標です。
私も国内トップレベルの選手たちと練習しなくてはいけません。
そして、少しずつですが、そんな環境が整いつつあります。
次元は違いますが、私も小暮選手に負けないぐらい頑張って、結果を出します。
最後に、小暮選手はめちゃくちゃ努力家で、知れば知るほど応援したくなる選手です。次のツイートから是非覗いてみてください。
大学4年で選手を諦め会社員になった。悔しかった。これだけやっても無理なのかと。先月、突然母が癌で余命宣告を受けた。ある日の面会の時『死ぬ前にテニスで活躍している所が見たいなぁ』と言われてハッとした。そして、最短で会社を辞めた。母を全日本に連れていく為に。https://t.co/5oK8hljC4w
— 小暮友貴🎾脱サラして闘病中の母を全日本に連れていく (@kogure_tennis) October 18, 2021
それではまた!