シングルスの試合でミスをしてしまう原因が「力み」にある私の場合、
- まずは相手のラリーのリズムに乗る
- それができたらあとは相手との対話に集中するだけ
このふたつをこの順番にできた時、力みのない自然なプレーができる可能性が高そうです。
皆さんが試合でパフォーマンスを最大化する際はどんなステップを踏んでいますか?
今日話したいことはこれですべてなのであとはざっくばらんに書きたいと思います。
昨日の夜、テニス仲間とガチのワンセットマッチをして負けました。
敗因は、相手の覚悟を決めた徹底的な強打とたまに混ぜるムーンボールに対応できなかったことにあります。
この時、私はこのブログでも以前話した「相手との対話」に集中していました。
しかしこの日はどうもうまくいかない。打点がズレてミスが増えていました。
私の場合「相手との対話に集中するとやらなくてはいけないいろいろなことが自然とできる」という手応えを感じていただけにショックでした。
今考えると一昨日の試合の時も同じだったのだと思います(その時はガットの変化に適応できずに力んでしまったと考えていましたが)。
ミスが増える上、リードを奪われる。こうなると余計力みやすくなるので悪循環に陥ります。
解決策に気づけない限りその沼から抜け出すことはできません。
結局1セットの間、解決策を見出すことができず1-6で負けました。
ところがその直後、残り時間はタイブレークをしようということになり、そのプレー中に見つかりました。
おそらく開き直ったのがきっかけです。身体が自然とそれまでやれていなかったことをやり始め「あ、これだったのか」となりました。
それは以前にも重要と気づいていたことのひとつで、最近までは無意識にできていたのが、一昨日頃からはいつの間にかできなくなっていたようです。
それが「スプリットステップを明確にして相手のラリーのリズムを掴みそのリズムに乗る」です。
これをすると、打点のタイミングが合うので自ずとミスも減っていきます。
この日はすべての無駄な力みがスッととれる感じさえ覚えました。
こうなるとあとは相手との対話に集中するだけです。
最後のタイブレーク2回の感覚はその前の1セットマッチとはまったく異なり、フェデラーを宿したかと思うほどでした。
あ、そう言えばそんな小説がありました。主人公がアガシとかシュワルツマンとかを宿して戦う話。面白いのでおすすめです↓
Head or Tail ~Akashic Tennis Players~(志々尾美里) | 小説投稿サイトノベルアップ+
あ、皆さんが試合でパフォーマンスを最大化する際にどんなステップを踏んでいるかも是非コメントで教えてください。
それではまた!