詳しくは後述しますが、初動負荷トレーニングを自宅や日常生活に組み込めないか考えた結果、発見したトレーニングのひとつがこれです。
「階段1段飛ばし上り」
もちろんこれは、テニスをする今の私にとって最高、という話ですが、おそらくテニスプレーヤーにとって理にかなったトレーニングだと思います。
実は、2022年1月に左足の内転筋を痛めてしまったのですが、その前までの1年間、結構ハードなトレーニングを毎日のようにやっていました。
当時、特に効果的と感じていたのは「100m坂道ダッシュ」です。体力に合わせて複数回やります。
息を切らしながら、それでも腹圧を維持して姿勢を正して追い込んでいました。
しかし、怪我をしてからは、それが長引き、今も動くと違和感が出るためやれていません。
今は、違和感は出ますが、テニスをやる時は全力でできていて、ボールを打つ頻度も多く保てているため、それ以外の日は休養にあてるようにしています。
その違和感が完全になくなったらまた少しずつ再開したいと考えています。
とは言え、フィジカルトレーニングをどうやって習慣化するかはずっと考えてきました。
エニタイムフィットネスの見学にも行きましたが、結局予算が捻出できないということで断念。
また、そもそもウェイトトレーニングより初動負荷トレーニングの方が良さそうだという結論に至っており、それについてもいろいろ調べました。
イチロー選手が毎日やっているトレーニングとして有名なアレです。
当然、特殊なマシンを使う初動負荷トレーニングのジムはエニタイムフィットネスより費用がかかります。
なので、自宅トレーニングをアレンジして同じような効果を出せないかと考えるようになりました。
このような発想からたどり着いたのが冒頭の「階段1段飛ばし上り」です。
もともとお尻を鍛える必要性を感じていたこともこれにたどり着いた理由のひとつです。
このトレーニングは走りません。
初動負荷トレーニングは、リラックスしながら繰り返し動作の中で文字通り「初動に軽い負荷を与え直後にリラックスする」を小刻みに繰り返すトレーニングです。
筋力アップと同時に柔軟性アップを目的とし、しなやかな動きの実現を目指すのが特徴です。
なので、そういったことを意識しながらじっくりと階段を上ります。
股関節を深く使えていることを意識しながら、骨盤を気持ち前傾に保ちながら、お尻の筋肉でじっくり上っていきます。
今日、正面向き、右横向き、左横向きの計3往復してみたところ、とても良い感じにお尻の筋肉に疲労を感じることができました。
また、怪我をした内転筋の違和感を取るために必要な姿勢や筋肉、柔軟性がわかっているのですが、その強化にも効果があると確信しました。
じわじわとしっかり汗をかきましたが、ハードワークではないので、今後、テニスのない日の昼トレとして続けていきたいと思います。
よし!