以前、「本当に大切な時間を大切に生きる」という投稿でTwitterとYouTubeアプリをiPhoneから削除したという話をしました。
これには「入ってくる情報が減る」というデメリットがあります。
なので当初、私は次の2つの懸念を持っていました。
- 学びの量が減るのではないか?
- 世界が狭まるのではないか?
今日はこれについて、今はどう考えているか書きたいと思います。
結論から言うと、それらは変わりませんでした。
学びの量と世界の広さが変わらなかっただけでなく、学びの質と世界の解像度が高まったと感じています。
まずは、学びの量について。
そう感じた理由は、私にとっての学びのゴールが「知っている」ではなく「できる」だからです。
できるようになるためにはインプット以上にアウトプットを増やさなくてはいけません。
ネットを眺める時間(=インプット)を減らすことで経験する時間(=アウトプット)を増やすことができました。
今もこうしてブログを書いていますがこれはまさにアウトプットです。
もちろん、インプットも必要です。
しかしそれもアウトプットに集中すれば後からついてきます。
ブログを書くというアウトプットに集中すれば、そこからの気づきやわからないことを調べるというインプットがついてきます。
これらの理由から、学びの量はむしろ増えたとさえ感じています。
次に、世界の広さについて。
私は「知っている世界」を広げることより「経験した世界」を深めることを求めていました。
もともと狭い世界を好んで生きています。
そして、ピラミッドを見るなら、Googleアースで見るのではなくラクダに乗って実際に見に行くことを望みます。
そのふたつの世界の解像度には雲泥の差があるということは誰の目からも明らかだと思います。
だから私は、経験からの学びを重視した生き方を選択することにしました。
インターネットは学びのレベルを大きくふたつに分けたとも言えるかもしれません。
「情報からの学び」と「経験からの学び」
そこには大きな差があると私は思います。